登山、トレッキング

冬の綿向山へ登山!樹氷・霧氷きらめくブナ林の美しさが印象的な、とても楽しい登山でした!

綿向山 霧氷
今回の登山は綿向山!去年の冬の守屋山で霧氷の美しさにすっかりハマり、今年も綺麗な霧氷をぜひ見たいと思っていました。

綿向山の冬は、霧氷の美しさで有名で東海地方はもとより近畿地方の登山愛好者もたくさん訪れ、無雪期よりも登山者が多いそうです。登山した当日も沢山の登山者が訪れていたこの日、とても美しい霧氷を見ることができました。

ということで、名古屋から1時間半ほどで登山口に到着できる身近で綺麗な綿向山登山、その様子をご紹介です。

綿向山の登山プラン

今回は、御幸橋駐車場 - 表参道コースからの単純往復

綿向山 登山地図
綿向山の登山ルートは、

  • 御幸橋駐車場 - 表参道コース
  • 西明寺口 - 北参道コース
  • 水無山 - 北尾根縦走コース
  • 竜王山 - 綿向山縦走コース

という4つのコースがあります。その中で、今回は一番初心者向けである御幸橋駐車場からの表参道コースを単純往復してきました。
また、当日は綿向山から竜王山方面へ縦走する人、水無山へ縦走する人も沢山いました。余裕があれば縦走するのも楽しいでしょう(^^)

表参道コースのコースタイム

今回のコースタイムは、標準コースタイムである登り2時間半、下り1時間半を予定しました。

出発地行程想定コースタイム
御幸橋駐車場綿向山~御幸橋駐車場4時間

でも結果は、霧氷が綺麗過ぎて結局2時間近くオーバーしてしまいました(^_^;)

綿向山、御幸橋駐車場の場所


綿向山の表参道コースには、綿向山御幸橋駐車場という登山者用の駐車場が用意されています。30台ほど駐車出来ると思います。いつもの駐車場のマップコードも貼っておきます。

  • マップコード 453 653 457*88

登山当日は大混雑!

晴天の予報&寒波襲来後の霧氷のベストコンディションが予想されたこの日、ブログ主が下山した午後には駐車場に駐められなかった車が溢れかえっていました!何にしても早起きは三文の徳、早起きして早めに行動するのが吉でしょう。
綿向山 御幸橋駐車場
おはようございます。綿向山の御幸橋駐車場にやってきました。7時半過ぎでもう駐車場に車がいっぱいで、身支度中にも続々と車がやってきました。

綿向山 表参道コース
この日の天気予報は快晴で寒波襲来後最初の週末、そりゃ狙ってきますよね(^_^;)

綿向山 表参道コース 清流を大切に看板
駐車場の脇から登山口を目指します。清流を大切に!

綿向山 表参道コース
ちなみにこの流れは琵琶湖へ通じるそうです。

綿向山 表参道コース
日の出の時間は過ぎましたが、谷間のこの場所はまだ日陰。そんな日陰の道はカリカリに凍って歩きやすい。軽アイゼンがとっても効きます。

綿向山 表参道コース 綿向山看板
はい、こちらですね(^^)

綿向山 表参道コース 綿向山麓の接触変質地帯
綿向山麓の接触変質地帯?マグマで石灰岩が化学変化して、様々な石を生んだということ?

綿向山 表参道コース 綿向山麓の接触変質地帯
よくわからんのですが天然記念物だそうです。そりゃめでたい(棒読み

綿向山 表参道コース
あら、完全にとうせんぼ…

綿向山 表参道コース ヒミズ谷出会小屋
そして程なくヒミズ谷出会小屋に到着。ここは水無山北尾根ルートとの分岐点でもあります。

綿向山 表参道コース ヒミズ谷出会小屋
小屋の中で登山届を提出、ちゃんと出しましょうね。ネットからも届け出できますよ。

綿向山 表参道コース
登山道は、鉄の橋を渡って、

綿向山 表参道コース 1合目
もう1合目。

綿向山 表参道コース
落ちると深いねぇ…

綿向山 表参道コース
お、ここでもとうせんぼかよ。

綿向山 表参道コース
深いねぇ…

綿向山 表参道コース
そんな埋まりそうな場所に気を付けつつ、杉林のつづら折りをひたすら登ります。

綿向山 表参道コース
そして3合目の林道に。

綿向山 表参道コース
左へ行くと近道らしいけど、明らかに「通らないで欲しいオーラ」でとうせんぼ。

綿向山 表参道コース
ということで林道を右へ進み、ここで再び山道へ。

綿向山 表参道コース あざみ小屋
そしてあざみ小屋がすぐにあります。ここへは帰りに寄ってみよう。

綿向山 表参道コース 4合目
4合目を通過。

綿向山 表参道コース 5合目小屋
そして5合目小屋に到着。

綿向山 表参道コース 5合目小屋
室内はとっても綺麗。ここで一晩明かす人もいるんだろうなぁ。

綿向山 表参道コース 5合目小屋
そんな5合目小屋からは近江八幡市方面が開けています。

綿向山 表参道コース 5合目小屋 近江八幡市方面
湖北アルプスがうっすらみえるけど、右側にうっすら見えるのが琵琶湖かな?でもよく見えないな。

綿向山 表参道コース
さぁ先に進みましょう。

綿向山 表参道コース 6合目
登山道は6合目を過ぎた辺りから、

綿向山 表参道コース
ひさしが射し始め、林が明るくなってきました。

綿向山 表参道コース
それにしても風もほとんどなく暖かいこの日、霧氷を見ることが出来るのかな…心配になってきた。

綿向山 表参道コース 行者コバ
そして行者コバ。

綿向山 表参道コース 7合目
ここからの冬道は、尾根道を直登気味に登っていきます。

綿向山 表参道コース ブナ林 霧氷
ようやくこの辺りから霧氷が見え始めました、良かった(^^)

綿向山 表参道コース ブナ林 霧氷
霧氷は風上側に育っていくそうです。この写真では風は右から左へ吹き付けてくるということ。てっきり逆だと思っていました。

綿向山 表参道コース ブナ林 霧氷
ここから本格的な冬ルートへになります。

綿向山 表参道コース ブナ林 霧氷
そして、冬しか通れない冬道のブナ林に日がさし始めました!

綿向山 表参道コース ブナ林 霧氷
霧氷の表情も日が昇るにつれて景色が変わっていきます。

綿向山 表参道コース ブナ林 霧氷
もう、これだから登るのが遅くなるんだよ(^_^;)

綿向山 表参道コース 霧氷
木の幹にも霧氷が。

綿向山 表参道コース
竜王山との分岐まで来たということは、

綿向山 山頂
お!

綿向山 山頂
綿向山の山頂に到着!標高1110mなりぃ!

綿向山 山頂 青年の塔
青年の塔。昭和45年9月20日に建設されたこの塔の中には、当時の日野町の姿の「タイムカプセル」が埋設されているそうです。50年後ということは2020年東京オリンピックの年に開けられるんですね。

綿向山 山頂からの眺め
それにしてもいい眺め!

綿向山 山頂からの眺め
真正面には雨乞岳。その右側の尖ったのが鎌ヶ岳。ちなみに雨乞岳の向こう側で御在所岳は見えないです。

綿向山 山頂からの眺め 藤原岳
こっちは竜ヶ岳からの左奥が藤原岳かな?

綿向山 山頂からの眺め 御嶽山
遠くには御嶽山。

綿向山 山頂からの眺め 乗鞍岳
中央のは乗鞍岳。左端の山は前穂高岳かも。ズームの写真撮り逃しました(涙

綿向山 山頂からの眺め 塩見岳
中央奥の真っ白なピークは南アルプスの塩見岳。その手前右側の山並みは大川入山かも。

綿向山 山頂からの眺め 伊勢湾
こちらは伊勢湾。神島とかまでは見えませんでした。

綿向山 山頂
さ、少し早いけど昼食にしましょう。

綿向山
今日はマルちゃん正麺の味噌味でござい。外で食べるラーメンは美味しいねぇ、ネギ忘れたけど。

綿向山 山頂
いやいや、いい眺めですなぁ(^^)

綿向山 山頂
それにしてもこの日はほんとに暖かい。風もほとんど無くて暖かいのを食べたら眠たくなっちゃった。

綿向山 山頂
でも後から後から続々と登ってこられるので、山頂はお譲りしましょう。

綿向山 山頂
ということで下山開始。霧氷を愛でながら帰りましょう。

綿向山 霧氷

綿向山 霧氷

綿向山 霧氷

綿向山 霧氷

綿向山 霧氷

綿向山 霧氷

綿向山 霧氷

綿向山 霧氷

綿向山 霧氷

綿向山 霧氷

綿向山 霧氷

綿向山 霧氷
ずっと見てられる景色だから遅くなるんだよ(^_^;)

綿向山 表参道コース 下山
霧氷地帯を無事(?)通過して行者コバ。霧氷がなくなれば下山は速い!

綿向山 表参道コース 下山 5合目小屋
5合目小屋。

綿向山 5合目小屋 湖北アルプス
お!琵琶湖越しの湖北アルプスまでハッキリみえるぞ。

綿向山 表参道コース 下山 あざみ小屋
そしてあざみ小屋。屋根の積雪が気になったブログ主。

綿向山 表参道コース 下山 あざみ小屋
80cmくらいあるかな。そんなにも豪雪地帯なんだ滋賀県って。

綿向山 表参道コース 下山
ここまで下れば御幸橋駐車場はもう少し。

綿向山 表参道コース 御幸橋駐車場
ということで、ぶじに駐車場にもどってきました。

当日は天気も良てく美しい霧氷を見ることができました。こんなにも綺麗な霧氷を見ることが出来る綿向山には本当に多くの登山者が訪れていました。名古屋からも2時間あれば駐車場まで来れちゃう綿向山、是非来年も来たいなと思った登山でした(^_^)

【関連リンク】綿向山を愛する会
↑駐車場情報は一読して向うのをおすすめします。

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