今回は滋賀県の雨乞岳に登山!雨乞岳は、御在所岳の西側に位置する標高1,238mの山。鈴鹿セブンマウンテンの1つであり、ブログ主的には7分の5座目となります。春霞で遠景は確認できなかったけど、比較的簡単に楽しめる山でした。
【追記】雨乞岳を経由して、イブネへテント泊してきました。
イブネでテント泊!鈴鹿の奥座敷とも呼ばれるイブネはトイレも何もないけれど、何度でもテント泊したいと思わせるとても素敵な場所でした。
その様子を今回も短めにご紹介。
雨乞岳の登山プラン
雨乞岳の登山ルートは、武平峠からの単純往復
雨乞岳への登山ルートは、
- 武平トンネルルート:武平峠の滋賀県側すぐにある登山口からクラ谷のルート
- 稲ヶ谷ルート:武平峠を滋賀県側へしばらく下った、稲ヶ谷登山口からのルート
- 綿向山ルート:綿向山からの縦走路
などなどがあります。今回は一番メジャーなルートである武平トンネル滋賀県側すぐの武平トンネルコースの単純往復を選択しました。
※ルートによっては道迷いしやすいルートがあるようなので、武平トンネルルートがオススメです。
登山靴は防水必須!
この雨乞岳の武平トンネルルートは、何度も沢を横断しながら登っていきます。沢に突っ込んで行かなければならなかったり、登山道そのものがグチョグチョになっている所が何ヶ所もありました。当日はトレランシューズで足がずぶ濡れの人がいましたので、ゴアテックスなどの防水の登山靴、足首まですっぽり覆う登山靴は必ず必要でしょう。
雨乞岳とヤマビル
雨乞岳は、時期にはヤマビルが降ってくるそうです(^_^;)
梅雨以降から晩秋までは個人的には行きたくないです...
登山コースタイム
この武平トンネルルートは比較的簡単なルートで、7番看板以降の尾根道の直登以外はなだらかな登山道。なので登りを2時間半、下りを1時間半と計画しました。
出発地 | 行程 | 想定コースタイム |
武平峠駐車場(滋賀県側) | 東雨乞岳~雨乞岳~東雨乞岳~武平峠駐車場(滋賀県側) | 3時間30分 |
武平峠登山口の駐車場とマップコード
武平トンネルの滋賀県側に何台か駐められる駐車場があります。
上記の駐車場の反対車線側にも数台駐められる駐車場があります。とは言え駐車できる台数は少ないので、私が訪れた時には路上駐車が何台もありました。早め早めの行動が吉でしょう。いつものマップコードも貼っておきます。
- マップコード 566 320 690
おはようございます。鈴鹿スカイラインの武平峠の滋賀県側の駐車場に到着しました。すでに車でいっぱいの雨乞岳の武平トンネルルートの入口。人気の山なのかな?
鈴鹿スカイラインのすぐ脇に雨乞岳の登山口があります。ストリートビューにもバッチリ。
入口が1番。1合目的な?
ということで登山開始!
最初は杉林の中を進みます。
この石垣は何だ?
すぐに2番に到着。
タチツボスミレ。ここから7番あたりまでは、タチツボスミレが沢山咲いていました。
これもスミレの一種っぽいけど、ピンぼけでわからず。
そして3番に到着。なだらかな登山道は、登り一辺倒ではなくて緩やかにアップダウンが続きます。
鈴鹿スカイラインからの自動車やバイクの音から離れて、せせらぎの音に変わる頃、
沢に降りて水の感触をチェック。気持ち良い冷たさでした。
そしてもう4番。
ここからは別の沢筋、クラ谷を登っていきます。
登山道は沢を何度も渡ります。沢に足を入れると少しひんやりして気持ちがいい♪
イワカガミ
ヤマツツジ
早くも5番、半分まで来ました。
ゼンマイ
ウシハコベかな?
ワスレナグサ
そして6番。
さらに空が開けてきた頃に、
7番、七人山との分岐である七人山のコルに到着。
7番から先は尾根筋を直登していきます。雨乞岳の武平トンネルルートでは一番キツイ場所かも。
アセビ
8番を通過すると、
クマザサだけになって、完全に空が開けて、
9番の看板。ここからは気持ちの良い稜線歩きが始まります(^_^)
フデリンドウ、9番の看板を過ぎてからの稜線上に沢山咲いていました。
ショウジョウバカマ
そんな稜線を少し進むと、
東雨乞岳に到着!1,225m。ここでも休憩されてる方々が沢山いらっしゃいました。
東雨乞岳から西へ、クマザサの稜線を雨乞岳まで向かいます。
東雨乞岳から10分ほど進むと、
雨乞岳に到着!写真撮りながらでしたが、2時間程で着きました。
雨乞岳の山頂から、お隣の鎌ヶ岳と御在所岳。
鎌ヶ岳は面白いですよね。
鎌ヶ岳に登山!武平峠コースはザレ場やクサリ場、岩登りもあるけれど、眺めも良くて登山の楽しみが凝縮された素晴らしい山でした!
一方の御在所岳。
四日市の工場地帯。
多度大社あたりから揖斐川と長良川かな?
名古屋駅はほどんど見えず。奥にある白い平ぺったいのはナゴヤドームかな?
そして山頂から、杉峠方面にある岩の所まで行ってみます。
背丈程にも成長したクマザサを下って行くと岩に到着。雨乞岳の山頂は混雑していたので、ここでお昼ごはん食べてた人が多かったです。
春霞の向こうにうっすら琵琶湖。
ということで雨乞岳に戻りましょう。
雨乞岳でお昼ご飯。いつものカップヌードルのカレー味を頂きまして、
お腹もいっぱい。下山しましょう。
正面に御在所岳を眺めながら、
東雨乞岳に到着。後ろに見える近江八幡市の水郷も行ってみたいな。
下山も同じ道を戻ります。さくっと下るつもりだったのですが、
7番よりも下は、なだらかな道なので、スピードが上がらず。
下山は1時間半で武平峠登山口に戻ってきました。
名古屋から1時間ほどで登山口にアクセスできる雨乞岳は、看板7番から9番までの尾根道の急登以外はとてもなだらかな登山道。多少歩きにくい道もありますが、概ね優しい道でした。
鈴鹿セブンマウンテンは、残り2座。ヤマビルが居なくなる晩秋以降に行こうかな。
【関連リンク】雨乞岳 (滋賀県)