この記事は、前回の記事京都一周トレイル、東山コースをハイキング!新緑の東山エリアを走らず焦らず1日かけてのんびり歩いてきました。【その1】伏見稲荷大社から蹴上インクラインまで編の続きです。東山コースの伏見稲荷大社をスタートしたブログ主、順調に歩を進めて蹴上まで歩いてきました。
今回は、蹴上インクラインから比叡山のゴールまでの様子をご紹介。
蹴上インクラインの線路を登っていくとあるこの船溜まり、ここから水を落として発電に使うのですが、そもそもここの標高が琵琶湖よりも低いという不思議。琵琶湖の標高をグーグル先生で調べたら84mもあるのだそうです。
まぁ土地が低いから琵琶湖から水を引くことができたわけだし、琵琶湖の水は最終的には淀川に合流して大阪湾まで流れるわけだから、そう考えると不思議ではないけれど。
そして日向大神宮へやってきました。京都のお伊勢さんなんて言われているそうで、確かにお社がそれっぽいっちゃそれっぽい。
奥の階段を登って行くと、天の岩戸があります。この天の岩戸をパスするルートもありますが、
ブログ主的には、やっぱり寄っておきたいパワースポットなわけです。良いことありますように…
大きな岩をくり抜いたような感じで、何故か屋根まで装備。
手彫りっぽい穴の奥には、戸隠神社。ところで長野県にある戸隠神社とはどんな間柄なのかな?
無事に運気マンマンになったので、続いて銀閣寺のある大文字山へ向かいます。
天の岩戸を経由すると、いきなり39番なのね。てか、あの屋根は雨漏り雨漏り対策なんだろうか…?
ここから先は岩登りとまではいかないけれど、道に少し変化があって面白いです。
40番から41番を過ぎると、
京都の町並みがチラリズム。
あの赤いのは、平安神宮の鳥居だ、ブログ主でもわかるぞ。
あの森は京都御所だ。
こんな気軽に地元を俯瞰できる、本当に羨ましい。
そして大文字山に到着!眺めが良いねぇ(^^) 吹き抜ける風も爽やかでとても気持ちがイイ。
とりあえず三角点Touch!
せっかく大文字山に来たので、本来の東山コースから少し寄り道して、大文字焼きの大の字のところへ行きましょう。
で、三角点からすぐにある大文字焼きの方にやってきました。こっちの方が登山口からは近いのもあるのか、圧倒的に人が多いし眺めも広い。
おぉ、このかまどに火を焼べて大の字にするのか。ちゃんと階段も整備してあるのね。
この大文字山の大文字焼きは、京都市内全域から見えるのかな?そういうシンボルがあるといいですよね。
このゴンドラで大文字焼きの資材を運び上げるのね、ってさすがに人力で運ぶことはもう無いか。
それにしても家族連れがとても多い大文字山。
大都市のすぐ近くにこんな眺めの良い山、羨ましい限りです。
そして銀閣寺に到着しました。ここはやっぱり観光客多いね。
時間はお昼ちょっと前だったけど腹がぺっこぺこだったので、銀閣寺の参道脇にあった世續茶屋さん。
キツネの大盛り(冷)。汗をかいた後のちょっとだけ塩分濃い目のかつお出汁が堪りません♪
炭水化物を腹いっぱい摂取完了。本来の東山コースである銀閣寺前の哲学の小道に合流して、
52-1番、ここから瓜生山、そしてゴールの比叡山へ向かいます。
まずは住宅街、なんかもう住宅街を歩くの普通になってきた。
55番、バプテスト病院?
お、これがバプテスト病院か。バプテストってたまに言葉に発したくなる。
瓜生山へ行くには、このバプテスト病院の脇道を山の中へ進みます。
トレイルコース、山へ行けと。
瓜生山の山の中にもこんな看板がバッチリ。
そんなかんじでガシガシ進むと、
瓜生山山頂に到着、この人達に「何してるんですか?」って聞きたかったけど、なんかそんな雰囲気じゃなかったので聞けませんでした(^_^;)
ということで、幸龍大権現さんにサクッとご挨拶だけして、
そしていよいよ最後の山、比叡山へ。
途中、こんな迂回路になっている所がありました。
お、これは確かに危なくて通れない。
京都一周トレイルは、道が整備されているとは言え、そもそも山道ということを忘れちゃダメですよね。
そして木々の間から、ガーデンミュージアム比叡。ゴールのケーブル比叡駅からロープウェイで行ける所。
つまり、ゴールは間近ということ(^^)
石鳥居を通過して、
いくつかの沢を渡ると、
ケーブル比叡駅までの最後の登り坂の始まり。
こんな通せんぼをくぐって、
地味〜にきつい上り坂を登りきると、
無事到着ケーブル比叡駅!疲っかれたぁ!!
ということで、最後の道標番号74番。膝も痛くならずに到着することができて楽しかった(^^)
ちょうど下りのケーブルカーが駅に待機しているグッドタイミング。片道540円なりぃ!
高低差561mで日本一なのだそう、そういえばタモリ倶楽部でやってたな、京阪で一周してたやつ。
ということで、叡山電車の八瀬比叡山口駅まで下ってきました。
ちょっと寄り道をしたので、実際の歩行距離は23km足らずの京都一周トレイル東山コース。休憩含めて8時間足らずで完歩することができました。
ブログ主のように途中で寄り道して、観光地を観たりグルメに舌鼓をうってもよし。ガチの山道トレイルじゃない楽しみ方を開拓できそうなのも京都一周トレイルの良いところ。真夏は暑くてやってられないかもしれませんが、季節を選べばとても楽しめるのがわかりました。
次は北山コース、いつ行こうかな?
【関連リンク】京都一周トレイル