
今回登ってきたのは、鈴鹿山脈の釈迦ヶ岳。三重県と滋賀県の県境に位置しており、鈴鹿セブンマウンテンの1つでもあります。紅葉は山腹まで降りてきて、山の上の方の紅葉はとっくに終わっている時期だったのですが、それでも思っていたよりは葉っぱが残っていて、それなりに紅葉を楽しむことができました。
ブログ主的には、セブンマウンテン最後の一座だったのですが、これでようやくコンプリート!
ということで、釈迦ヶ岳への登山の様子を短めにご紹介。
釈迦ヶ岳への登山プラン
中尾根コースを登って、猫谷コースへ下る反時計回りの周回コース

釈迦ヶ岳への登山ルートは、
- 中尾根コース
- 松尾尾根コース
- 庵座谷コース
- 猫谷〜県境稜線登山道コース
- 林道〜県境稜線登山道コース
などがありますが、今回は朝明ヒュッテ前にある朝明登山口から中尾根コースで釈迦ヶ岳へ。下山は県境稜線登山道から羽鳥峰峠、猫谷コースで下山してきました。
釈迦ヶ岳へのコースタイム
登りを2時間半、下りは距離が長いので同じ2時間半、休憩込みで6時間あまり計画しました。
| 出発地 | 行程 | 想定コースタイム |
| 朝明ヒュッテ | 朝明ヒュッテ〜釈迦ヶ岳〜猫岳〜羽鳥峰峠〜朝明ヒュッテ | 6時間 |
結局は休憩込みでも4時間足らずで戻ってくることができました。
朝明渓谷の駐車場とマップコード
今回使わせてもらった駐車場は、朝明ロッジの駐車場。この駐車場にはバス停があって、そこが中尾根登山道への入り口でもあります。
【朝明ロッジ】
〒510-1251 三重県三重郡菰野町千草7163
電話番号 059-394-3012
いつものマップコードとプラスコードも貼っておきますね。
- マップコード 566 443 841*43
- プラスコード 2CVQ+RM 菰野町、三重県

おはようございます。朝9時の朝明渓谷の駐車場にやってきました。紅葉もほぼ終わって&午後から天気が良くなる予報の午前中なので、それほど登山者はいないだろうと思ってやって来ましたがほぼ満車。油断大敵だ。

BBQもできるし、登山にしてもイブネとかへの最短コースでもあるから人気あるのかな?

ということで朝明渓谷のバス停のすぐ横にある朝明登山口から登山開始!
夏から秋にかけての台風のためなのか、所々で倒木がちらほら。でもしっかり避けてあったり切り倒してあったりで、しっかり整備されている登山道です。

ほどなく庵座谷コースとの分岐。今回はここを中尾根登山道方面へ向かいます。

落ちないように気をつけつつ…

中尾根登山口に到着。あそこの派手な旗がないと入り口がチトわかりにくい…

この辺りの紅葉はこれからなのかな?

そしてこの左折の看板から先は、

名前の通り、尾根道になります。

そして、たまに日が照る時があったりで、そんな中での紅葉はやっぱりキレイだ♪

でも道は少し痩せた尾根道だっりで、上ばっかりみてると危険です。

そして鳴滝コバ。本来は眺めが良い場所らしいのですが、

この時間では、まだ北西側から雲がドンドンやってきて山頂には雲がかかりっぱなし。そのうち雲は取れてくるでしょう(^^)

そして地図にも注意とあった大きな穴。この穴の下は大きな崖になっているので、本当に注意が必要です。

そして庵座谷ルートとの合流点、この辺りだけ景色が違う感じ。

お、890mピークかな?

さっきよりは雲は引いてきたかな?津市方面が何となく見えるようになってきた。

そして大きな岩の迂回路にある急登を登り、

松尾尾根との合流点を過ぎると、

御在所岳やイブネの山頂も、何となく見えるようになってきたような。

そして猫岳方面。釈迦ヶ岳へ行ってから、あの頂まで行きます。

そして大蔭のガレ!迫力あるねぇ!!

でも見た目ほどではなくて、油断せずゆっくり行けば問題ないです。

ガレ場の鞍部を歩き抜けて、

最後の急登を登ると、

釈迦ヶ岳の最高点。こっちの方が三角点より5mほど高いみたいです。

最高点の眺めはそこそこなので、釈迦ヶ岳の山頂へ向かいましょう。

ここまで来れば、山頂付近はなだらかなプチ縦走路。とても歩きやすいです。

四日市市方面の眺めの良いこの近辺では、お昼ご飯の登山者が多数。ちょうど風下側なので寒くないよね。

お、碑があるということは、

釈迦ヶ岳!1092.2mなりぃ。多度山もキレイに見えるね。

でも時間はまだお昼前。まだそれほどお腹空いてないので、このまま羽鳥峰へ向かうことにしました。

お隣の猫岳までは、最初はなだらかに下ります。

御在所岳の雨量レーダーも見えるようになってきた。

このあたりの道は明瞭で、とても気持ちの良い下り坂。

そして猫岳への登りを登り切ると、

猫岳山頂。レリーフには「猫岩」ってなってる。

そして猫岳から見える大蔭のガレ。

こう見ると、けっこう崩れてるねぇ…

猫岳から下って、シロヤシオの林を抜けて行くと、

白滝谷道分岐をこのまま通過。

ここまで下ってくると紅葉も復活。キレイだなぁ。

そして林道コースとの分岐を過ぎると、

羽鳥峰に到着!

渓谷の対岸に、先ほどの分岐からの林道コースが見える。

で、羽鳥峰峠にはハートがあるって聞いてるけれど、

!?

ま、羽鳥峰峠で休憩しよう…

そうそう、ここから根の平峠へ行けるよね。

せめて釈迦岳で間違えてよ。表面削り直して書けばいいのに。

ということで、ここでお昼ご飯。ジッとしていると寒い所での暖かい食べ物&飲み物はすごくいいですよね。

で、お腹いっぱいになって朝明渓谷へ下山開始。猫谷に沿って登山道があります。

猫谷コースは、ちょうど北西からの風が遮られていて無風。日向にもなってとても暖かい。

砂防ダムの脇の、濡れていたらまぁまぁ危なっかしい石積みを下って、

重要有形文化財の「なわだるみ堰堤」。せっかくだから、ちゃんと見えるようにしてくれればいいのに。

そしてここまでこれば、ここからは完全にハイキング道。

朝明渓谷までのんびり下っていきます。

このあたりは黄葉かな?

お、朝明砂防学習ゾーン?

土木ファンでもあるブログ主はちょっと寄り道。

これ、よくある砂防ダムよね。どこでもある。

ダムも大事だけど、崩れないように手入れするのも大切、それでも崩れるみたいだけど。

有形文化財のなわだるみ堰堤もこの石張ダム工の一種。石の隙間からも水が流れ出るから良いんですよね。

これは御在所岳の裏登山道にありますよね。

ということで駐車場へ戻ってきました。釈迦ヶ岳の周遊登山、結局4時間足らずでした(^^)
ブログ主的には、最後の鈴鹿セブンマウンテンだった釈迦ヶ岳。地図の見た目では結構時間かかるかなぁって思ったけれど、登山道もよく整備されているので比較的歩きやすく、鈴鹿セブンマウンテンの中でも手軽な方だと思いました。
庵座谷コースを行けば「庵座の滝」という立派な滝もあるとの事。次回はこの滝を見に行こうかな?
【参考リンク】ブログ主の鈴鹿セブンマウンテン





