
前回の記事、木曽駒ヶ岳に登山&テント泊!ロープウェイで簡単アクセスできてお花畑や紅葉など見どころ満載な、とても美しい花の百名山でした!1日目木曽駒ヶ岳登頂とテント泊編の続きです。
1日目は木曽駒ヶ岳の山頂を登り、濃ヶ池まで行こうと計画していたのですが、そこまで行く登山道の険しさを鑑みてそそくさと撤退。早々に夕ごはんを食べて眠りに付くという、ややもったいないといえばもったいない1日目でした。
ということで、絶好の日の出と快晴の2日目の様子をご紹介。
木曽駒ヶ岳の登山、2日目の行程

2日目は、木曽駒ヶ岳の頂上宿舎のテント場からそのまま下山しました。帰宅してから、もっとあちらこちらへ行ってみたいなぁと少しだけ後悔したり。まぁそのまま下山しちゃった理由もありまして。

さてさて、濃ヶ池から頂上宿舎のテント場まで戻ってきました。

それにしても寒い(^_^;)
涼みに来たのですが、標高は2,000m以上もあるこのテント場。名古屋のゲロ暑さに慣れた体には恐ろしく寒く感じます。体を暖めなければならぬ。

ということでサッサと晩ごはんにすることにしました。まぁ真っ暗になる前に食事を済ませたかったのですが、それでも夕方6時にはもうごちそうさま。ということで早々に歯磨きしてもう寝ちゃうことにした1日目でした。
木曽駒ヶ岳、頂上宿舎テント場からの見事なご来光!

おはようございます。翌日朝の4時半でございます。爆睡できた...と言いたいところですが、前日の寒さを感じはじめた時から高山病な症状なのか微かな頭痛と息苦しさで、それほど眠れませんでした。新しい耳栓で騒音はバッチリ防ぐことができたのに残念。

それはさておき、このテント場は東が大きく開けていて、しかもこの時期はちょうど真正面の八ヶ岳からのご来光が昇ってきます。

ご近所さんも空が白んできたらゴソゴソと動き始めていました。

やっぱりご来光は頂上から見たいというのはわかります、うん。

この八ヶ岳のシルエットも綺麗だなぁ、一度は八ヶ岳にも登ってみたい。
追記:八ヶ岳、登ってきました。
お時間があったらこちらもどうぞ♪

この日、吹き抜ける風はそれほど強くはないのですが、8月なのに気温は12度で寒い… テントの床、乾くかな(^_^;)

そして夜明け直前。太陽の黄丹色の光が八ヶ岳のシルエットに沿って青い空を照らし、まるで神々しいご威光のよう。

そして...

朝ですよー

そのきれいな黄丹色の光がテント場に差し込んできました。木曽駒ヶ岳の山頂からのご来光も見事なことでしょう。

ご来光を待つ間にテントの床はバッチリ乾燥。肌寒いのを我慢した甲斐があったってもんです。

さぁ、ロープウェイが混む前に下山しようかな。

こちらは、頂上宿舎西側からの上松町方面。こちらも薄く低い雲に覆われていました。もっと気温が上がればこの雲は取れるよね。

帰り道は、中岳の巻き道を行きます。

この巻き道、ルート的には多少危険ということなのですが、落ち着いて進めば初心者でも問題はないと思いました。

そしてこの巻き道を振り返ると、

御嶽山が鎮座しています。

王滝口からの八丁ダルミ、その向こう側に見える噴煙、春の捜索で1名は発見されたものの、残り5名は見つからず捜索終了。改めてご冥福をお祈り致します。捜索隊の皆様もお疲れ様でございました。

ちょうどあの日は白馬岳に登っていました。その前年、さらに前の年も9月の最終週に御嶽山に登っていたブログ主。例年通りなら、あの日は御嶽山に登っていました。
もし今後、御嶽山に登山できるようになったらお線香の一本でもお供えに行きたいです。
【追記】噴火後の御嶽山、登ってきました。

先に進みましょう。

岩の道なので歩きにくくはあるのですが、一歩一歩しっかり歩けば危険はなさそうです。

油断は絶対ダメですが、むしろ変化があって楽しいくらい♪

日の差し方からすると、だいぶ太陽が登ってきたなぁ。のんびり歩きすぎかな?

巻き道を無事通過して、宝剣岳が見えた頃、

富士さーん!
そうか、富士山も南アルプスも丸見えの天気なのね♪

宝剣岳の上からだと、富士山や南アルプスの眺めも良さそうだなぁ。

しかし前日からの高山病っぽい体調不良もあって、今日の宝剣岳は断念することにしました。こんな良い天気の時を逃したらもう二度と...とは思ったのですが。

ということで、このまま千畳敷カールへ下ります。高山病の解消は下山しかないですからね。

乗越浄土に到着。そして、

千畳敷カールを下っていきます。

そちらからの眺めはさぞや素晴らしいよね。

そして朝一番の便で来たと思われる多くの人が次々と登山してきます。駐車場の空きとの兼ね合いもあるけど、朝の便は避けて中途半端な時間な方がロープウェイはスムーズに乗車できるのは間違いなさそう。

下りが苦手なブログ主でも、この景色の千畳敷カールの下りは楽しい(^_^)

人気の山というのはすごくわかります。

そりゃあの景色が手軽に見られるわけですから。

お花畑も綺麗ですし♪

ハクサンイチゲ

あなたのお名前は?

いかん全然進まなくなる、下ろう(^_^;)

千畳敷カール駅のすぐ横にある剣ヶ池に立ち寄りますよ。

もう何人もの人が見えてます、人集りになる前に行かねば。

相変わらず沢山の人が、千畳敷カールへ向かっていきます。

そしてこの剣ヶ池からの眺めは、千畳敷カールと宝剣岳が一緒に撮せる人気の場所なのだそうです。そりゃ人気なのも大納得!

美しゅうございます(^_^)♪

やっぱり伊那前岳くらいは登っておくべきだったかなぁ(^_^;)

こう思えるのも標高が下がって体調が復活しただけかな?

さぁ、千畳敷カール駅へ帰りましょう。

しまった南アルプスの眺めの写真撮るのを忘れてた(^_^;)
こっちも綺麗だなぁ♪
木曽駒ヶ岳の千畳敷カールから見える南アルプスの山並み!

順番は北側から。まずは鋸岳

甲斐駒ヶ岳、南アルプス天然水のサントリーの工場がここの麓にあるらしいです。

北沢峠と仙水峠。ここが仙丈ヶ岳の入口なんですよね。

その仙丈ヶ岳。先生は行くと言いながら全然連れてってくれません(涙
↓登ってきました一人で(^_^;)

北岳、日本第二位の3190m。ここも行ってみたいけど、私にはハードルが高い。

間ノ岳。

農鳥岳。のうとり岳だなんて、音読み訓読み統一してよね。

これは富士山。あちらからもこっち丸見えかな?

塩見岳。

東岳から荒川岳。このあたりから名古屋の小高い山からだと見え始める?

聖岳から赤石岳かな?

満足な眺めでございました。南アルプスにも行ってみたいなぁ。

木曽駒ヶ岳、楽しかったな。また来よう(^_^)

ということで、朝ごはんはご来光待ちの暖かいコーヒーだけだったので、ホテル千畳敷のレストランでカレーライスも頂いちゃいました。ちなみにコーヒーは駒ヶ根まるごとバリューきっぷ マイカープラン7月〜10月についてるおまけ券で無料です(^_^)

いい天気にしてくれてありがとうね、てるてる坊主君!

この日も帰りはロープウェイも臨時便出まくり。登ってくる人は多数でしたが、下りはまだまだ少ない。

上りのロープウェイは人がいっぱい。

たった7分半のワープは下りもあっという間。さすがに千畳敷駅より蒸し暑い。

これ忘れてた(^_^;) 案外細いんだな。

さぁこの登山ももうすぐ終わり。ここから駐車場のある黒川平バス停で向かいます。

こうして無事に下山することができました。
お盆前の木曽駒ヶ岳は、高山植物も本当に沢山咲き誇り、とっても美しい自然を楽しむことが出来ました。そしてロープウェイのおかげで標高2,612mまで一気に上昇して、そこから2時間ほどで木曽駒ヶ岳の登山まで気軽に楽しめます。
紅葉の名所でもある木曽駒ヶ岳、9月末にも行ってみようかな?
【関連リンク】中央アルプス駒ケ岳ロープウェイ






