またまた行ってきました鳩吹山!
【参考リンク】
今年も鳩吹山へ登山!継鹿尾山寂光院からの縦走は歩きごたえ十分でした
近頃は日帰りお出かけばかりで、登山は各務原アルプスの権現山以来のブログ主。梅雨の時期真っ只中ではあるものの、朝起きたらとっても良い天気、これはどこかに登って体を動かしたい...いろいろ探してみたもののここまで鈍った体を覚ますのに、安全で”程よい”距離やアップダウンがある山はやっぱり鳩吹山から継鹿尾山の縦走登山だよなぁ。
ということで、またまた鳩吹山から継鹿尾山の縦走をしてきました。その様子をご紹介。
鳩吹山から継鹿尾山の縦走プラン
今回は鳩吹山から登り、継鹿尾山で下山する約9km程のコースを選択
過去は継鹿尾山から鳩吹山へ向かうルートで縦走登山してきたのですが、今回は鳩吹山から継鹿尾山への縦走としました。登山距離はおよそ9km(寂光院〜犬山遊園駅、可児川駅〜湯の華アイランドまでの距離は除外)といった感じでしょうか。
ちなみにこの順番で縦走すると、最初のカタクリ口の急坂が大変なのですが、その後は(大まかには)ダラダラと下っていく感じのコースになるので、鈍った体には都合が良いかなぁと思います。
ということで今回鳩吹山から継鹿尾山への縦走は、
カタクリ口から登山開始して、
→小天神展望台
→鳩吹山山頂
→西山休憩小屋
→石原口
→継鹿尾山の東屋
→寂光院
というルートを選択しました。
下山後、名鉄犬山線「犬山遊園駅」から犬山駅で乗り換え、名鉄広見線「可児川駅」で下車。可児川駅からは歩いてカタクリ口の駐車場に駐めてある車を回収するというプランです。
鳩吹山から継鹿尾山へ縦走のコースタイム
寒い季節の登山なら4時間足らずでサクッと縦走できるお手軽な今回のコースです。ただ今回は久々の登山で、天気が良いとはいえ蒸し暑い梅雨時期という悪コンディション。ちょくちょく休憩を入れるつもりなので、かなり余裕を見て5時間という予定を立てました。
鳩吹山の駐車場とマップコード
今回もいつも利用する湯の華アイランドの近くの駐車場にお世話になります。いつものマップコードも貼っておきます。
- マップコード 70 316 270
ということで、いつもの鳩吹山の駐車場にやって来ました。梅雨時期の週末が晴天ということだならなのか、こんなに暑いのにこの駐車場はほぼ満車でした。みんな考えることは同じか?
湯の花食堂の混雑もかなり解消されたのは本当に有難い。戻ってきたらお風呂頂こうっと(^_^)
ということで駐車場にある清潔なトイレをお借りして、いつものカタクリ口から登山開始です。
それにしても本当にいい天気。日差しがとっても強く日焼け止めが必要だったかも。
この日は北西からの風がとっても強く吹いて、木々が大きくざわついていますが、
強い風は山の中でそよ風になり木陰と相まって、暑さをやさしく和らげてくれます。
そして小天神展望台に到着。それにしても鈍った体には、ここまでのつづら折りの急坂はキツかった、気持ち悪くなりそう(ヽ'ω`)オエー
ちょっと休憩しよう...
おぉ、いい眺め。今までの鳩吹山登山で一番の青空かも。鳩吹山山頂近くの東屋からの眺めが楽しみだわ。
ここからは鳩吹山の頂上へ向かいます。大脇ルートと合流して山道を進みます。
ここから2本の鉄塔が見えます。この鉄塔の麓が鳩吹山の頂上になります。
ところで地質的に鳩吹山は歩きやすい気が。御在所岳とかの花崗岩が砂になっちゃった所なんて、乾いていたとしても簡単ににズルっと滑っちゃう。
そして頂上のすぐ脇にある東屋に到着。この日は本当にたくさんの人が休憩中でした。
中央アルプスの山並みが見えました。真ん中の一番高い山が木曽駒ヶ岳かな?
この日は暑いは暑いのですが、北西からの風だからか、日陰に入ると比較的カラッとした感じでとっても心地よい(^_^) せっかくだからガッツリ休憩させてもらいましょう。
いつもはこんな一桁の時にしか登っていなかったから、何だか新鮮。
鳩吹山の山頂から先は石原口まで比較的ゆるやかな下り坂が続きます。下り坂だから前方に遠くの眺めが見え始めます。
名古屋駅の駅ビル群。JRゲートタワーが完成したら、ツインタワーのオフィス棟の方は見えにくくなるな。
小牧山。その右上にはナガシマスパーランドのスチールドラゴンも見えます。梅雨時期でナガシマスパーランドまで見渡せるだなんて、何ていい日だ♪
今日は北廻りルートはパス。坂祝方面の眺めは諦めましょう...
登山道は所々に補修されてとても歩きやすくなっています、ありがとうございます。
その登山道の脇にはまだツツジの花が咲いてました!可愛いなぁ。
ツツジの足元にはニホントカゲ。この子もかわいい顔してるんだよなぁ。
そうこうしてたら、あっという間に西山休憩小屋に到着。うちわ配備済です。
ですが、ここまであまり疲れなかったから、西山休憩小屋は休憩なしで進むことにしました。
北廻りルートとのもう一方の分岐を通過、せせらぎ口との分岐も通過します。
そしてここからは急な下り坂。初めて鳩吹山へ縦走した時、石原口で食事した直後にこの急坂を登ったので、胃がおかしくなりそうだったなぁ。
ここもこんな緑のある時期に来たことがなかったから新鮮な感じ。林道も鬱蒼とした林の中にあるんですね、って当たり前か。
石原口からの継鹿尾山は、少しの間は基本的意はゆるやかな上り坂なのですが、
途中からアップダウンの場所ごとに長めの階段がいくつかあります(^_^;)
そんな階段を登って下って、意味不明なベンチ(?)を通過すると、
これこれ、2013年の12月に来た時にはあったお猿さんなのですが、この日もう見つけることはできませんでした(T_T)
階段が多い継鹿尾山は歩きごたえありまくり!
階段は無くしてもらえないかなぁ...でも階段を無くすると危ないのかなぁ。
木々の隙間から岐阜シティータワー43と岐阜スカイウイング37が見えました。こういう眺めが疲れを癒してくれるのですが、
梅雨の時期でこの濃尾平野の眺めなら、相当良いんじゃないでしょうか!
岐阜城金華山のリスに会いに行かねば。
航空自衛隊岐阜基地。航空祭の時の眺めは各務原アルプスの権現山も良いけど、ここも(ちょっと遠いけど)悪くないかも。
名古屋駅の駅ビル。ここからだとJRゲートタワーが完成したら、ツインタワーのオフィス棟は完全に隠れるのね。
東屋からほどなく寂光院の鳥居に到着。ここからが寂光院の敷地ということ?
スミレの花かな?踏み荒らされないように縄で囲まれていました。可憐でカワイイなぁ。
寂光院の「願いの鐘」は誰でも突いて良いそうです。だからランダムに鐘の音が聞こえていたのか。
そしてこの鐘の横にあるモミジは紅葉してます。阿寺渓谷のモミジも紅葉してるのがあったし、もしかしたら枯れちゃってる部分なのかな?
寂光院から15分ほど、犬山遊園駅までやって来ました。駅看板が色褪せ過ぎ(^_^;)
ここから可児川駅まで電車で移動して湯の華アイランドでひとっ風呂です。それにしてもモンキーパーク行きのモノレール無くなっちゃってから何年だろう?
可児川駅から湯の華アイランドまでは、こんな長閑な民家の中を歩いて向かいます。
可児川駅から湯の華アイランドまでの行き方
可児川駅前から、すでに鳩吹山の2本のアンテナ見えるのね。このアンテナ方面へ向かって行けば湯の華アイランドに行けます。
アンテナ方面へ向かって歩けば着きますが、いちおうGoogle Mapも貼っておきます。参考にして下さい。
カタクリ口のへ戻ってきました。そして車に荷物をおいて湯の華アイランドでひとっ風呂浴びに行ったのでした。
梅雨という決して条件の良くない時期で数ヶ月も登山から遠ざかっていたので疲れはしましたが、クタクタになってしまう程ではなくちょうど良い感じで疲れることができました。距離やアップダウンも程よく、登山道も看板の案内を守れば大変に明確で安全な鳩吹山と継鹿尾山の縦走。特に鳩吹山には様々な登山道が整備されているので、縦走だけでなく鳩吹山だけで楽しむのも良いかも。
そんなお手軽な鳩吹山、特に涼しい季節にオススメですよ!
【参考リンク】鳩吹山遊歩道 - 可児市観光協会