去年の10月、ここ上高地に紅葉を見に来ました。
【関連リンク】
上高地も紅葉の最盛期!大正池から河童橋まで編
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はや4ヶ月、秋の観光シーズンの上高地は大変な人出で混雑していましたが、今は真冬。一面の銀世界である上高地へスノーシューでトレッキングを楽しんできました。そのときの様子をちらっとご紹介。
2013年2月10日(日)おはようございます。中央自動車道を松本方面へ向かいます。車からは日の出前の南アルプス方面の山並みのシルエットが見えてとても綺麗です。
松本インターチェンジを降りて、国道158号 野麦街道を西へ。山頂に雪雲がかかっていますね。
上高地は年中マイカー規制。上高地での駐車場は、沢渡(さわんど)か平湯の駐車場の利用を!
【参考リンク】沢渡・平湯乗換えマップ
通年のマイカー規制をしている上高地を車で訪れる場合は、駐車場に車を駐めてタクシーやバスに乗り換える必要があります。日本中から観光客が訪れる上高地は、観光シーズンでは駐車場も慢性的に不足気味。早め早めの行動が良いと思います。
さて我々は、程なく沢渡駐車場に到着、標高が上がったからか、あたりは一面の銀世界になりました。道にある気温計ではマイナス8度でした。ここである程度の準備をして、タクシーで釜トンネルへ向かいます。ちなみにタクシーは、こんな季節でも流しが頻繁に走っていて簡単に拾えます。さすがは上高地。
さて、ここから上高地へは入山届が必要です。ちゃんと記入しましょう!
入山届を出していよいよ出発!ライトを消された暗い釜トンネルの登り坂を登っていきます。冬季の閉鎖前はバスやタクシーでサクッと通過していく道なのですが、歩くと長いし暗いし上り坂だし、とにかく暑い(^_^;)
トンネル通過!長かった!暑くてたまらないので、ここで上着のダウンを脱ぎました。この時点ですでに汗だく…
さぁここからが本番、出発です!かっぱ橋までの往復の予定です。
トンネルを抜けた近辺のこの辺りはまだ雪も浅く、スノーシューは不要でした。秋に来た時は、この辺りもバスで通過したんだよなぁ。
そして大正池が見えて来ました。バス停の前にある建物も見えますね。
秋も歩いたこの自然散策路。手すりの高さまで雪が積もって踏み固められています。これでもすごい雪だと思ったら、もっとずっと凄い雪の時もあるそうで。
ちなみち同じ場所(と思う…)秋の様子はこちら。この時でも1m程積もって踏み固められているのかな?
スノーシューは、新雪の中をサクッと歩けるのが楽しいですね!普通の靴では相当きつい雪こぎが必要。というか普通の靴でこんな真冬に来ることはないか…
でも、いくらスノーシューが新雪を歩けるからって、調子に乗って川にか寄り過ぎるとひどい目に合います…
自然の厳しさなのでしょうか、木が折れていました。折れたのは比較的最近っぽい感じです。
梓川の河原へ出ました。天気が良ければ、奥穂高や明神岳まで一望できたのですが…
天気ばかりは仕方ないですね…
何かの動物の足あとがありました。1日前ぐらいの足あとでしょうか?野生の生き物というのは本当にすごいなぁ。
ということで、目的地かっぱ橋に無事到着(^^♪
疲れました!食事にしましょ!!
味噌ラーメンうまさこの上なし
温かい食べ物が身に染みますね…
おいしゅうございました。
食事も終わり。じっとしていると寒いし、日が沈むのも早いので暗くなる前に戻りましょう。
ここは上高地バスターミナル。秋はここから沢渡駐車場までバスが頻繁に出ているのですが、この時期に当然バスは来ず。
雪に埋もれた一般道を、釜トンネルまで戻ります。脚が重い(-_-;)
この時間になると、雪がたくさん降ってきました。それにしても雪歩きは体力を使います、普段はなんてことない距離でも、歩き疲れて脚が上がらなくなってきます…
そして無事に沢渡駐車場へ戻って来ました。体が鈍っていた&雪歩きは想像以上に疲れました(^_^;)
この後、いつもの湯けむり館でひとっ風呂浴びて帰るのでした。
帰り道。
天井崩落事故の笹子トンネルと同じ構造の、恵那山トンネル下り線。上下線ともに通行止めにして、この天井を撤去するそうです。
追記 恵那山トンネル 天井板 撤去後
先日、ペルセウス座流星群を見るために行ってきた(日本のチロルと呼ばれる下栗の里と旧木沢小学校へ行ってみました)帰り道、恵那山トンネルを通過しました。無事撤去されていました。とりあえず安心かな?
【関連リンク】
・上高地公式ホームページ
http://www.kamikochi.or.jp/
・湯けむり館
http://www.norikura.co.jp/kanko/yukemurikan/index.html