前週の御嶽山の登山に続いて今週は北アルプスの五竜岳!100名山の1座である五竜岳は、どっしりとした山体が特徴の後立山連峰の山。さらにこの時は生まれて初めての山小屋体験!五龍岳山荘ってどんなところなんでしょうか?また時期的に、紅葉が見頃とのこと。そんなとっても楽しかった五竜登山のレポートです。
【追記】唐松岳から五竜岳へ縦走してきました。
こちらもお時間のあるときに
五竜岳への登山プラン
今回の五竜岳の登山ルートは、最短ルートである白馬五竜テレキャビン出発の単純往復
五竜岳の登山では、
- 遠見尾根ルート
- 唐松岳からの牛首のルート
- 鹿島槍ヶ岳からの八峰キレットルート
などがありますが、今回は一番簡単で最短距離である白馬五竜スキー場のアルプス平駅から遠見尾根ルートを選択しました。ただこの遠見尾根、体力的になかなかシンドいです(^_^;)
白馬五竜スキー場の駐車場とマップコード
駐車場は白馬五竜スキー場の駐車場をお借りしました。カーナビで白馬五竜スキー場を検索すれば出てくるのですが、とりあえずいつものマップコードも貼っておきますね。
- マップコード 691 895 172*05
2012年10月6日朝8時ちょっと前に白馬五竜スキー場の駐車場に着きました。車中は相変わらず爆睡(^_^;) 運転手さんごめんなさい。
実質の登山口である地蔵の頭近辺までは、初心者にはほんと〜〜〜にありがたいゴンドラとリフトを乗り継いで行きます。
今回は遠見尾根の単純往復、帰りの際にも必要な往復チケットです。絶対に無くさないように…
そういえばスキー以外でゴンドラ乗るのは記憶にないかも。
それにしてもあんなにも高いところへおよそ8分、文明の利器って凄い。
そして一行は、あっという間にアルプス平駅へ到着。天気は曇。残念だけど天気ばかりは仕方なし…
ここから手前にあるリフトに乗って、さらに上にあるアルプス展望広場までいきます。
このリフト、冬のスキーシーズンよりもやたら低い場所を登っていきます。高山植物がよく見えるように、低いところを行くように配慮してくれているとのことです。こういう配慮は嬉しいですね、あまり良く見えないけれど(^_^;)
リフトを降りてすぐのアルプス展望広場に到着。ガスっているのが心配ですが、紅葉は綺麗そうです!
アルプス展望広場から10分程、地蔵の頭まで来ました。五竜岳まで6時間の行程ですが、我々ではもう少し余計に時間かかるかな?
見返坂。その名の通り振り返ると、先ほどの地蔵の頭があんなにも下に。
ここから先の稜線上には、たくさんの登山者やハイキングの人が見えます。紅葉も綺麗なんだけどお日様が当たればもっとキレイなんだけれど…
二ノ背髪に到着。でもガスの中で何も見えず(T_T) そそくさと通過します。
景色が見えないから立ち止まることなく約80分で小遠見山に到着。ここでもガスだらけ(T_T)
登山する人以外は小遠見山より先は侵入禁止。登山としてはここからが本番!
小遠見山から40分ほど、中遠見までやってきました。しかしガスで山は拝めません…そそくさと通過(2回目)
中遠見から40分ほどの大遠見という場所までやって来ました。ここでガッツリ休憩、おにぎりとインスタントラーメンだったのですが外で食べる飯はうまし。でも写真を取るのを忘れました(^_^;)
ここでの食事中、昨晩五竜山荘で一泊したというお話好きなおばちゃんと話をしていたのですが、そのおばちゃん曰く、
「五竜山荘は死ぬほど寒かった」
ま、時期も時期ですしね、とこの時は思っていました…
食事休憩も終わって、登山再開です。道中、ガスの隙間から鹿島槍ヶ岳が(^_^) 山の形が立派というか何と言うか。
またまた池。西遠見までやってきました。この池、急に落ち込んでいて相当深そうな池でした。
紅葉が綺麗なポイントにやって来ました。天気が良ければ、この紅葉も映えるのでしょうね…
ここから細尾根、荒れ道、足元注意。ザレ場、クサリ場、よそ見、踏み外し、足元確認!
と、なんと物騒な。
ここからの尾根道は、確かに看板の注意書き通りに細い道。踏み外せは崖へ真っ逆さまですね…
でも、このあたりからガスが晴れてきました。でっかい谷だなぁ。晴れてたらもっとすごい景色なんだろうな。
道はクサリ場に、それをとても楽しんでいる自分がはアスレチック気分なのかも… でも気を緩めたら大怪我します、気を引き締めて。
振り返ると青空も見えてきました。そして先ほど歩いてきた細い尾根道も見えます。改めて見ると怖い道。
登山道のガスがすっかり抜けて、これから登っていく尾根道がはっきり見えます。ここまで来ればもう少し。
尾根道は遮るものがないので、景色というか視界が良いと楽しいですね。もっともっと天気が良ければなぁ。
そして危険ゾーンを無事通過(^_^)でも最後まで気は緩めずに。
それにしてもすごい道を来たものです。本当に初心者コースだったの?先生(^_^;)
五竜山荘近くの白岳山頂。このあたりは唐松岳方面への分岐点とのことです。いよいよ山荘まではあと5分足らず(^_^)
着いたァ!!
14時40分、五竜山荘到着です。初めての山小屋。
おじゃましまーす!
五竜岳に登山!そして初めての山小屋、五竜岳山荘に宿泊[下山編]へ続く。