四国一周の旅の時など、数回利用している明石海峡大橋。
この橋の主塔のてっぺんに登ることができるという明石海峡ブリッジワールド。
高所恐怖症な私ですが、こんな貴重な体験ができるなら登らずにはいれません!
ということで、明石海峡大橋ブリッジワールドに参加してきました。
2012年9月23日の朝の大阪駅。7時50分発の網干行の快速に乗車します。
そういえば、大阪駅ってリニューアルしたんですよね。
時間があればエキナカ見たかったな。
須磨を過ぎたあたりから、海沿いを快走。
もっと天気が良ければなぁ。
ま、天気は回復するということなので、大丈夫でしょう。
大阪駅から40分ほど、着きましたよ舞子駅♪
駅を降りたらすぐ海峡。
舞子公園です。
どこで受付しているのかな?と思ったらしっかりと案内が。
9時15分からなので、少し早く着きました。
ここ橋の科学館で受付をします。
その手前に何やら。
明石海峡大橋のケーブルの実物大の展示品でした。
すげー太い
この細いケーブルを六角形に合わせて束ねているのですね。
手前の塔の頂上に登るのですね…
胸熱ですわ(;´Д`)
と、ぶらぶらしてたらあっという間に受付開始。
通常は行けない2階へ案内されます。
さすが人気の催し、予約もいっぱいなのでしょうね!
この日はるるぶの取材の人も来てました。
受付を済ませたらブリーフィング。
3班に分かれて行動します。ちなみに我々は第3班でした。
安全のためのヘルメットとトランシーバー。
あとポケットがいっぱいのメッシュのベストも着用します。
とにかく物の落下を防ぐため。
あんな高い所から物を落としたら大変なことになりますもんね。
まずは明石海峡大橋についてのDVDを閲覧。
着工から10年、現在も世界一の吊り橋が完成したわけですね。
DVDを閲覧後、注意事項などの説明を受け、橋の科学館へ。
模型や風洞実験で使われた模型の展示も。
赤い線は海底にある断層。
左上の断層が、阪神淡路大震災の時のズレた断層と言われているそうです。
ちなみにこの地震で主塔間が1m伸びたそうです。(1990m→1991m)
東京タワーとの比較。
高さそのものは東京タワーが30mほど高いのですが、
展望場所の高さは圧勝!
主塔の基礎が歪んでいたら大変なことに。
真っ直ぐ立てるために、10,000分の1の精度(10m先で1mm以下)で
コンクリートを磨いて作られたそうです。すごい。
ケーブルの最初の1本はヘリコプターで渡したそう。
この赤いのが実物。
防弾チョッキと同じ素材の軽くて丈夫なケブラー製だそうです。
明石海峡大橋が誇るギネス記録、塔と塔の距離が世界一の1,991mの証書のレプリカ。
それから工事期間中、死者0の表彰状。コレ大事。
簡単な説明が終わって、さていよいよ行きますよ!
改めて、やっぱりデカイっすわ…
まずは一般の方と同じ海上プロムナードへ。
途中から作業用の通用口へ。先頭はもう海の上へ。
金◯キュッ
怖い… ここで海面から41m。
寸又峡の夢の吊り橋を思い出します…
【過去記事】寸又峡 夢の吊り橋のページへリンク
ひょえ〜(;´Д`)
前をぼんやり見ながら進まないと、足がすくんでしまいます(T_T)
画質720P以上で見てもらえると高さ感が伝わるかな…
グレーチングの上を歩いていきます。
頭上から時々大きな音が。車がすごいスピードで通って行く音です。
グレーチングじゃない方を歩きたい所でしたが、ここは高圧電線が。
そして黒いパイプは水道管。
生活インフラとしての明石海峡大橋の別の一面ですね。
何やら見えてきました…
着きました!主塔の基礎です。
この円形の基礎、直径約80mもあるのですが、すべてが大きいので
縮尺感がわかりませんね…
左側の小さい入り口。ここから主塔の中に入ります。
3班の我々はエレベータの順番が最後。
歩いてきた神戸側と淡路島側。
ザ・消失点
橋の上からの真鯛。
大物じゃないでしょうか!?
いよいよ我々の順番。
主塔の中には作業用のエレベータが備わっていて、それに乗っててっぺんまで行きます。
98階って!?
98階に到着、そこの階段を上がると…
TOP OF THE WORLD!?
正にてっぺんであった!
289mって…
真下を覗くと…
高すぎてあまり怖くない。
てっぺんから舞子駅、電車が入って来ました。
先ほどブリーフィングしてた橋の科学館。
舞子の高速バスターミナル。
三井アウトレットパーク。
遠くにはうっすらと神戸空港かな?
こちらは淡路島方面。
淡路島サービスエリア。
2009年にはここから明石海峡大橋のライトアップを見たものです…
明石海峡大橋の照明。
色の3原色で上の写真の白色を再現しています。
てか、ケーブルの上を整備のために歩くのだそうです(T_T)
さて、主塔の上はこんな感じ。
構造のおかげもあると思いますが、風の強さを覚悟してたのが意外と弱い。
楽しい時間はあっという間。
下へ降りることに。もう少し居たかったなぁ。
行きとは違う道へ。最後まで楽しませてくれるじゃないですか!
行きも帰りもグレーチングを歩いている間、色々なお話をしてくれます。
コレが噂の明石海峡大橋バンジージャンプ台! ←嘘
あっという間に橋の科学館の2階へ戻って来ました。
明石海峡大橋ブリッジワールドは、おみやげとして最初に見たDVDか、
このケーブルの実物を選択できます。私はケーブルをチョイス。
あと集合写真付き認定証ももらえますよ!
ブリッジワールドが無事終了でちょうどお昼の時間、ツアーに参加すると100円割引クーポン券をもらえます。
明石なのでたこめし丼。
おいしゅうございました!
想像以上に興奮度アゲアゲな明石海峡大橋ブリッジワールド。
大変楽しかったです。
もっと空気の澄む冬とかならもっと遠くまで見えるのかな?
それにしても日本の橋梁技術の凄さ。感服ですね!!
【リンク】明石海峡大橋ブリッジワールド ホームページ