今回登ってきたのは鳳来寺山!前回の豊川市の宮路山から蒲郡市の五井山までのプチ縦走で、三河の山に興味を持ったブログ主。他に楽しそうなところないかなぁって探し、そして速攻出てきたのが鳳来寺山でした。
鳳来寺山は奥三河の旧鳳来寺町(現新城市)にある標高695mの山で、紅葉の名所としても有名です。ブログ主は鳳来寺町ってとても遠いイメージがあったのですが、新東名高速道路の新城インターチェンジ開通したため名古屋から登山口まで1時間あまりで行けるようになりました。
じゃぁ行ってみるか!
ということで今回は三河の山第二弾、鳳来寺山の様子をご紹介。
鳳来寺山の登山プラン
今回は1425段の石段からの周回コースへ
鳳来寺山への登山コースには、
- 表参道一ノ門駐車場から1425石段コース
- 鳳来寺山パークウェイ(東海自然歩道)駐車場からのコース
- 玖老勢登山口コース
などがありますが、
今回は鳳来寺山の名物(?)である1425段もの石段を登っていく石段ルートで山頂まで。そして天狗岩から鷹打場、そして鳳来山東照宮を経て戻ってくる大定番のコースを歩いてきました。
コースタイムは4時間を想定
1425段もの長い石段の攻略が必要な今回のコース。
出発地 | 行程(周回) | 想定コースタイム |
表参道一ノ門駐車場 | 駐車場〜鳳来寺本堂〜鳳来寺山〜天狗岩〜鷹打場鳳来寺本堂〜駐車場 | 4時間 |
ちと大変そうなので、駐車場から山頂まで2時間、山頂から天狗岩、鷹打場、鳳来山東照宮を周って1時間、休憩入れて合計4時間を想定しました。
鳳来寺山の駐車場とマップコード
今回ブログ主が使った駐車場は、石段側の駐車場。ここから先に鳳来寺山自然科学博物館の駐車場もありますが登山者は利用禁止です!
鳳来寺山、石段(鳳来寺山自然科学博物館)側の駐車場
ブログ主が使ったのはこの駐車場です。
【住所】〒441-1944 愛知県新城市門谷下浦45
- マップコード 301 189 105*61
- プラスコード XHMM+45 新城市、愛知県
鳳来寺山パークウェイの駐車場
こちら鳳来寺山パークウェイ駐車場から鳳来寺山山頂が最短ルート。山頂まで1時間ほどで登ることができます。
- マップコード 301 191 510*81
- プラスコード XHFQ+JG 新城市、愛知県
石段はキツイから鳳来寺山パークウェイからが無難
この名物の1425段の石段を登っていくのは結構キツイです(^^; なので自信の無い人は鳳来寺山パークウェイの終点にある駐車場から登るのをおすすめします。
おはようございます、表参道一ノ門にある、登山者用の駐車場にやってきました。駐車場代として500円をお支払い。とってもキレイなトイレも使わせてもらいました。ありがたや~
これから登る奥之院方面、あの岩の上とかでお坊さんは修行していたのでしょうか?
駐車場から石段までの道にはタンポポや、
ヒメオドリコソウ
これはチューリップ、これは植えてあるよね。
何スミレだろう?
クロフネツツジ、これかわいいなぁ。
コノハズクのレリーフには、”ブッポウソウ”と鳴くのが実はコノハズク(ふくろう)だと判ったとの事です。この事実の反響が大きくて愛知県の県の鳥がコノハズクになった理由なのだそうです。
見どころもある中、石段登場!杉の巨木の間を1425段登ります。
この雰囲気どこかで体験したなぁ…って思ってたけれど、それがどこだか思い出せず。
ところどころで碑があったり。読めたら面白いんだけれど…
仁王門、仁王様ともに重要文化財だそうです。
で、この雰囲気で思い出したブログ主。
これ熊野古道の雰囲気だ!
熊野古道の中辺路とは歩く距離も行程も全然違うけれど、こんな厳かな雰囲気の中を歩くのはとても楽しかった良い思い出。
四町って書いてある。石段の登り始めから400mくらいってことか?結構疲れるんですが…
さすが1425段の石階段、長いねぇ。
ってまだ594段かい(涙
松高院、住職も誰も居なくなってからしばらく経っているらしいです。さすがにこの扉を開けて入る勇気は無いです。
一乗院跡、ここも廃寺になって相当経つんだろうな。
ここはまた立派な石垣だ。
お、
鳳来寺本堂に到着!本堂はさすがに立派。
あそこから眺めが良さそう。
たぶん浜名湖方面。この鳳来寺山の近辺の、山桜の季節や紅葉の季節だったら色づいてる時に再び来てみたいな。
駐車場から歩いてきた参道かな?
ここで少し休憩させてもらいました。それではこの岩の上の奥の院方面、そして鳳来寺山山頂へ向かいましょう。
おいおい、けっこうな崩れっぷりじゃないか。
石碑には”新四国八十八ヶ所知恵大師霊場”と書いてある。これって高知県とかじゃないのか?使い回し?
さぁここから東海自然歩道と合流。整備されたのがずいぶん前だからか朽ちかけてるし、濡れた場所は滑りやすくてちょっと怖い。
木々の間から見えるベンチがありそうな東屋的のが見えるけど、あれはなんだろう?あっちも結構荒れ果ててるな。
勝岳不動、アカヤシオを添えて。
斜面に生えた杉の根っこ。きっと岩の上に大きく育ったから、土を求めて根っこもこんなに根を張ってるんだろう。
自然はすごい。
奥之院はもう直さないのかな?
奥之院からちょっと歩いて鳳来寺山の山頂に到着。でもここは眺め無しなので、
このまま天狗岩へ向かいましょう。
ここからはおよそ下り坂。
途中、なんちゃって天狗岩など通過して、
小さなアップダウンを通過して天狗岩。
ここからはマイカーの無事を確認。
うんいい眺めだわ(^^)、でも山座同定ができませんでした。
そして、そんなことより天狗岩はお昼で大盛況!居場所もないので鷹打場へ進みます。
天狗岩から鷹打場の道も多少アップダウンはあるけれど、そこはさすが東海自然歩道です、歩きやすい。
巫女石と高座石。仙人が説法を説かれる時の場所が高座石なんだとか。
そして鷹打場との分岐を左に行くと、
鷹打場!こっちも眺めが良いねぇ。
中央の平ぺったい山の左側が浅間山、右側が弓張山、その右側の鉄塔がちら見できるのが城山という山なのだそうです。
中央に見えるのが鍵掛山、空気が澄んでいたら奥に富士山や南アルプスが見えるそうです。一番左のでこぼこは明神山と大鈴山かな?
そういえば宇連ダムが水不足で、まだ4月なのに取水制限が始まってるらしいですね。今年の夏はエライコッチャだよコレ。
じゃ人も少ないし、ここでご飯にしよう。
たけめまえかわ氏、鳳来寺山でキツネうどんを極めた。 pic.twitter.com/V4Scdda6cP
— たけめ まえかわ@波よ来い 6発程来い (@maekawamaekawa) April 20, 2019
お腹いっぱいになったので駐車場へ戻りましょう。今回の最後の見どころ鳳来山東照宮へ向かいます。
(^^;
ここから東照宮までなだらかに下っていきます。
そして東照宮の裏手に出てきました。本殿がこんなふうに見えるのもちょっと不思議というか有り難いというか。
そして鳳来山東照宮に到着。ここは三大東照宮のひとつなんだとか。
今日はありがとうございました。
シャガ、ブログ主が好きな花のひとつです。
そして鳳来寺本堂へ合流。
仁王様、今日はありがとうございました。
ということで無事に駐車場に戻ってきました。
1425段の石段はちょっとキツかったですが、石段を使わないルートもあったり東海自然歩道で宇連山まで縦走したりと、いろいろ楽しめそうな鳳来寺山。新東名高速道路の新城インターチェンジができ、意外と時間がかからず到着できるのがわかったので、違う季節でぜひ再訪したいなと思ったブログ主です(^^)
【関連リンク】新城市鳳来寺山・鳳来寺