
今回登ってきたのは、日本で屈指の人気の山である常念山脈、燕岳〜大天井岳〜常念岳の縦走登山!初心者が最初にチャレンジするアルプス登山と言われる燕岳を含む本当に大人気の縦走路です。
2016年の秋は天候不順で、紅葉の最盛期のはずの9月末も全国的に空振り。そして台風が襲来してしまい見頃だった紅葉の木々も葉を飛ばしてしまいました。そんな残念な中、とりあえず紅葉は置いといても行ってみたい山の1つだったのがこの「表銀座」縦走でした。
槍ヶ岳までは行く勇気はないブログ主ですが、素晴らしい眺めで有名な燕岳〜常念岳までの表銀座の一部を楽しんできました。
そんな様子をご紹介。
2日目の様子はこちらから。
燕岳〜大天井岳〜常念岳1泊2日の縦走登山プラン
今回の縦走、燕岳〜大天井岳〜常念岳へは中房温泉から
名前の通り北アルプスで最も華やかで人気の縦走コースである「表銀座コース」の一部である燕岳〜常念岳の縦走では、

- 中房温泉から合戦尾根で燕岳、表銀座コースへ
- 一ノ沢登山口から常念岳、表銀座コースへ
- 上高地から蝶ヶ岳、表銀座コースへ
が主なコースになると思いますが、今回は一番人気の中房温泉から合戦尾根を登っていくコースを選択しました。
1日目、中房温泉から燕岳〜大天荘までのコースタイム
今回はテントのお泊り道具を持っての登山、コースタイムも多少余裕を見て、1日目は、中房温泉から燕山荘までを4時間半、燕山荘から大天荘までの縦走路を3時間、合計7時間半。
| 出発地 | 行程 | 想定コースタイム |
| 中房温泉 | 第一ベンチ~第二ベンチ~第三ベンチ~富士見ベンチ~合戦尾根~燕山荘~燕岳~燕山荘~大下りの頭~大天荘 | 8時間 |
休憩を含めると8時間余りの長丁場で計画しました。
中房温泉から燕岳の日帰り登山について
北アルプス三大急登のひとつ、この合戦尾根ですが、とても整備が行き届いた歩きやすい尾根道でした。日帰りも十分可能と思いますが、燕山荘やそこからの眺めの素晴らしさがあるので、最低1泊で計画するのをお勧めします。
燕岳〜大天荘〜常念岳 縦走登山で今回使う駐車場とマップコード
今回ブログ主は、穂高駅の無料駐車場を利用しました。
穂高駅の南側、穂高神社の真南の穂高駐車場は、登山者用にも開放して下さっている駐車場です。いつものマップコードも貼っておきます。
- マップコード 158 316 072*66
穂高駅から中房温泉までの交通手段
穂高駅から燕岳の登山口である中房温泉までは、
- バス
- タクシー
があります。2016年10月現在、バスは片道1,700円、タクシーは7,000円余りかかります。まぁ4人でも時間に追われてなければバスがお勧め。

おはようございます、名古屋から2時間あまりで到着できる大雨の穂高駅の無料駐車場までやってきました。天気はこれから急速に回復するのは天気図で確認済。しかし痛恨のバス時刻表確認ミス!\(^o^)/オワタ

【中房温泉行き定期バス】平成28年度中房温泉定期バス(後期)の時刻表を拝借しましたが、10月9日をB運行(青い方)だと思いこんでいたブログ主。6時18分のバスに乗れると思ってやってきたのに実際は7時53分まで待ちぼうけ。結局、登山開始が約2時間遅れるという大失態。

しかし類は友を呼ぶのか、同じ人もちょいちょい居たりして♪ ところでバスの後続に臨時便がでるくらいの満員!みなさん3連休後半の好天日を狙ってきたようです。

大荷物を膝の上にして1時間ほど揺られます。まぁまぁ膝が痛い…

満員のバスは長閑な中を進みます。どんよりな空してますねぇ。

この数日前に、台風で中房温泉までの道に木が倒れて通行止めになったことも。この3連休に間に合わせるように開通させたようです。それにしてもけっこう揺れるねぇ(^_^;)

そして穂高駅から1時間ほどで中房温泉に到着。バス酔いするところだった…

バス停からすぐの中房温泉登山相談所で登山届を提出。

ということで、いよいよ合戦尾根に突撃!

中房温泉から燕岳までは、北アルプス三大急登の1つ「合戦尾根」、遅れた時間を少しでも取り戻さなくては!

この合戦尾根の登山道は、御在所岳の中登山道のような花崗岩が少しだけざれた感じの道。でも本当にたくさん歩いているからなのか、とっても歩きやすい。

ほどなく第一ベンチに到着。

ここには合戦尾根最後の水場があります。ここで夕飯用のおいしい水を調達するために、湧き水の出ている所まで少し下ります。

湧き出ている水はとっても冷たくて、すぐに結露してしまうほど。ものすごーくまろやかでおいしいお水ですよ。

さぁ先に進みましょう。

天気予報通り、寒冷前線通過後は天気が良くなってきした。お日様も薄く射し始めてます。

人気の登山道は、ものすごく整備された階段。

そしてよく見る、合戦小屋まで荷物を運ぶ索道の鉄塔。

第二ベンチは通過。

木々の合間から景色を確認。だいぶ標高も上がってきたかな?

第三ベンチも通過。

富士見ベンチまでやってきました。結構疲れたわ(^_^;)

名前の由来、肝心の富士山は見えず。

もう少しで合戦小屋だけどここで補給。モグモグ。

少しだけでも休憩すると疲れはずいぶん違うもの。こんな岩登りもの楽しみつつ、

合戦小屋までカウントダウン!

こうして合戦小屋に到着!標準コースタイムを何とか1時間ほど短縮したけど、やっぱり大荷物で早足はかなりキツイ(*_*;

たくさんの人が休憩してます、夏だとスイカ売ってるんですよね。

これに乗れたらどんなに楽だろうなぁ…

合戦小屋で少しの休憩後、いよいよ燕山荘に向かいます。

ここから森林限界を超え、雲間からは、

富士見ベンチからは見えなかった富士山!

大天井岳方面には、東天井岳とその右側にある四角い建物は、

今日お泊り予定の大天荘、あそこまで歩きますよ。

そして槍ヶ岳の鋒(きっさき)、アルプス一万尺小槍の上で♪ の小槍も見えますね。

ここまで来れば燕山荘まではもう少し。

ハイマツと花崗岩の道を進み、

そして燕山荘がガスの合間から見えてきました。

こうして燕山荘に到着!標準コースタイムより45分巻いたぞ、大荷物なのに!(←自画自賛)
でもかなり疲れちゃった(^_^;)

休憩がてらお昼ごはんを頂きます。この日のお昼ご飯はカレーライス。ごちそうさまでした♪

それにしてもさすが大人気の燕山荘。ちょっとした旅館くらい建物内は清潔で綺麗で、トイレもものすごい綺麗。いやホントさすが人気の燕山荘だ。

それにしても、バス時刻表の確認ミスは大きかったんです。

15時くらいまでに、どれだけ遅くとも16時までには大天荘に到着しておきたいけれど、ブログ主の大荷物と残りの体力を考えると、稜線上の歩きやすい登山道だとしてもコースタイム通りが精一杯っぽい。

時間は13時前。空身で燕岳まで往復で1時間弱。燕山荘14時出発で大天荘に17時着という計画になります。秋は日の入りが早く、さらに寒冷前線通過して北風がとても強くなってきたこの状況、燕岳往復の1時間がブログ主の能力的には危険と判断、今回は燕岳の登頂は断念しました。

でも今回の感じなら最悪日帰りできるし、これだけ素晴らしい景色の燕岳ならまた来たいし、また来ると思う。それも燕山荘で1泊2日プランで。

ということで、本日の目的地の大天荘へ向かいます。

今回の山旅の目的「表銀座で槍ヶ岳の鋒(きっさき)を見ながらの縦走」これがやりたくて来たんです(^o^)

これから歩く尾根道と大天荘、そして大天井岳。

大荷物ですごい疲れたけど、やっぱり稜線歩きは気持ちがいい(^o^)

縦走路はあまりアップダウンもなく、とても歩きやすい。

寒冷前線が通過、北側から天気は良くなって北風が強く吹いてきます。コース的にはちょうど追い風になる感じ。

そして大下りの頭に到着。

ここからすこし急な下り坂を下って、そして登ります。

稜線上の北風は、さらに強くなってきました。

このあたりはコマクサなどの高山植物保護のため、道にロープが張られています。季節が季節ならとっても可愛い花を見せてくれるのでしょう。

稜線歩きは、大天井岳がだいぶ目の前に見えてくる所まで来ました。

大天荘までの巻道がハッキリと目の前に見えてきます。そんな頃になると、

この燕山荘〜大天荘で唯一のクサリ場、切通岩を通過。クサリがありますが高度感もなくて1歩1歩確実に歩けば全然問題ありません。

そしてここに小林喜作レリーフがあります。小林喜作さんが喜作新道を作って、燕岳〜喜作新道〜東鎌尾根〜槍ヶ岳の表銀座が出来上がったとのこと。すごい道を作ったんだなぁ。

登山道は大天井岳と、先ほどの小林喜作さんが作った槍ヶ岳方面へ行ける喜作新道との分岐に到着。

分岐は当然に常念岳方面へ。さぁもう少しだ。

黙々と登って、

今日歩いてきた縦走路を眺めて、

黙々と登って、

16時前になんとか大天荘に到着!すごい疲れたぁ…

ということで、持ってきたテントで大天荘のテント場で1泊するつもりだったのですが、

この日の気温は2.6度、さらに強い北風が吹き付けるため体感温度はマイナス。

クッタクタだったということあったので、大天荘で素泊まりをお願いすることにしたのでした。やっぱ最初から小屋泊の道具にしておくべきだったかな。

日没前に今日歩いてきた表銀座、燕岳方面を眺める。東側から雲海が湧き上がり、稜線の風に飛ばされてます。

そして燕山荘、今日もたくさん歩いたなぁ。それにしても今夜は冷えそうだ(^_^;)

ということで談話室をお借りして夕ご飯。暖かいご飯を食べるだけでもずいぶんと違うもの。

食事付きの人はどんなメニュー何だろう、きっと美味いんだろうなぁ…

受付にはビールやらスナック菓子やら普通に販売されています、ヘリコプターで運び上げるのかな?

大天荘は新館と本館に別れていていて、

ブログ主は旧館の常念の部屋に通されました。この日はブログ主ともう1人だけ。とっても快適に使わせて頂きました。

ところで大天荘で一番驚いたのがこのトイレ。テント泊の人と共用なのですが全く匂いません!素晴らしい!!

そしてさっき夕飯を食べた談話室。でも談話することなく消灯前には爆睡しまったブログ主なのでした。

次回、2日目:大天荘から常念小屋、常念岳へ向かい下山します。
