野生動物は炎を恐れるのが当たり前。しかしここ日本モンキーセンターのヤクニホンザルは怖がるどころか暖を取りにたき火に集まってきます。何でも伊勢湾台風の廃材を焚き火して暖を取っていた飼育員の横で暖を取り始めたのが始まりらしいこの「焚き火にあたるサル」もう55年も続く冬の風物詩、その様子をチラッとご紹介です。
「たき火にあたるサル」は冬至から2月末までの土日祝日に開催
「たき火にあたるサル」は11:30〜14:00。
サルがイモを食べる「ほかほかおイモタイム」は14:00から始まります。
少しだけ早めに行くと、熱々のイモを食べるサルの様子をガッツリ見ることができますよ。
詳しくは、公式ホームページ上でご確認下さい。
さてさて、日本モンキーセンターの入口にやって来ました。昔はモンキーパークと一緒の施設として運営されていたのですが、2014年4月1日より公益財団法人日本モンキーセンターへ移譲・営業開始されました。
ということで、以前はモンキーパーク(遊園地)の入園料を含んだ1,500円だったのが今は600円なりぃ!動物だけが見たいブログ主的にはとても有りがたい(^_^)
入園してすぐにたき火の案内看板発見。イチオシの催し事なんですね。
でも「ほかほかおイモタイム」は14時から。まだ少し時間があるので、近所にあるリスザルの島へ立ち寄りましょう。このリスザルの島には、島へ渡る橋以外にはフェンスがありません。
リスザルは水が大の苦手。これだけ広いお堀を作っておけば、フェンスが無くても逃げ出すことはないそうです。なるほどねぇ。
お、こんなにも近くにいたぁ(^_^)
それからこんなにも近くにいるからっていっても、彼らへのお触りは厳禁ですよ。
あ、エサが隠してあったのね。
ここモンキーセンターの動物たちに、エンリッチメントという動物の環境の改善活動の一環で、エサをランダムに隠したりして暇な時間を少なくしたりすることで、サル同士のケンカやストレスを減らそうとしているのだそうです。
そろそろ14時に近づいてきましたので、「たき火にあたるサル」を見に行きましょう。
こんなにもたき火に近いところにいるのね、あんたたち。毛に引火しちゃうよ危ないよ。
他方、たき火にあたっていないサルもたくさん。そんな毛皮着てても寒いのかな?
たき火にいるサルたちは、何かソワソワしているような感じ。もうすぐ「ほかほかおイモタイム」の気配がサルにも理解できるのか?
飼育員のお兄さんが説明を始めました。いよいよ「ほかほかおイモタイム」が始まりますよ。
説明後、お兄さんがたき火を掘り、熱々ホクホクのイモを周りに投げ始めました。というかサルが火の中のイモを直接取り出すわけではないのね、当たり前か(^_^;)
放り出されたばかりのイモが熱々過ぎて、口に入れては吐き出して、口に入れては吐き出してるヤツがいる一方、
で、実はこの日本モンキーセンターほかほかおイモタイムは、12/22(月)、23(火・祝)、1/1(木・元旦)~4(日)の6日間限定で霊長類ヒト科にもおすそ分けがございまして、
とっっってもあま~~~い美味しいおイモさん。当然ですが、先ほどのたき火で焼いた焼きいもではなく、人間用に蒸したホックホクの蒸しイモでございます。
おいしゅうございました(^_^)
さ、新しい冬の風物詩、日光浴orストーブにあたるサルを見に行きますか。
ということで、日本モンキーセンター 新・冬の風物詩「日光浴orストーブにあたるサル」を見てきたお話に続きますよ。
【参考リンク】登録博物館 公益財団法人日本モンキーセンター