下水道は、我々が生活していく上で公衆衛生、河川・海の水質改善にはかかせないものです。しかし普段の生活で下水道を意識する機会なんてまず無いのではないでしょうか?
訪問時には、「マンホール DE ゲン担ぎ!」なるマンホールの蓋は絶対に落ちない仕組みにかけて受験生応援の催し物が開かれているメタウォーター下水道科学館あいちへ出かけてみました。
メタウォーター下水道科学館あいち(愛知県下水道科学館)へのアクセス
下水道についての勉強だけでなくて、芝生の広場や地域の方のために会議室を貸し出したりしているようです。
住所 | 愛知県稲沢市平和町須ヶ谷長田295-3 |
電話番号 | 0567-47-1551 |
開館時間 | 9:30 ~ 17:00 |
休館日 | 月曜日(月曜日が祝日の時は開館し、翌日休館) 年末年始(12月29日~1月3日) |
入館料 | 無料 |
駐車場 | たくさんあります。 |
ということでメタウォーター下水道科学館へやってきました。寒波が来てる時だったのですが、それにしても伊吹おろしが直撃で恐ろしく寒い!よくもまぁこんな寒い日に子供は外で遊べるなぁ…
入り口ではマスコットキャラクターの「エッピー」がお出迎え。汚れた水を浄化する微生物の”エピスティリス”からエッピーだそうです。
こんな小さいのが頑張ってくれているんだ。
まずは下水道のお勉強
日常生活で出た汚水は、各家庭に引かれた下水道へ流れていきます。ほんと生ゴミとか油とかを下水に流さないようにしないと。
下水道は、開削だったりシールド工法で管を敷設して処理場まで運ばれます。シールド工法なんて本当にモグラみたいですよね。
そんな風に作られた下水管を通って運ばれた下水は、下水処理場で処理されて綺麗な水に生まれ変わって河川へ流されます。
また下水処理場で出た汚泥(下水汚泥炭)を発酵させて生まれたガスを発電に使うこともできるそうです。やっぱりう○こからのメタンガスなのかな?
そんでもってブログ主の本命、マンホールの展示。ここで「蓋女」なるパワーワードを知る。マンホールにハマる女子のことなのだそうで…
まぁスージョとか色々ありますからねぇ。
新城市の赤い橋は、豊川に架かる笠岩橋なんだとか。
津島市と言えば天王寺公園祭りと藤の花ですよね。
儀典用端折長柄傘(ぎてんようつまおりながえがさ)とひまわりの扶桑町。”ぎてんようつまおりながえかさ”なんて初めて聞いたわ。
江南市といえば、ここも藤の花。
小牧市と言えばピーチライナー桃。他は小牧城と飛行機かな?
尾張旭市はシンプルにひまわり。
トビハゼとウノハナの東浦町。トビハゼかわいい(^^)
入口にあった稲沢市のいなッピーの無着色版。
豊橋市と刈谷市、刈谷市のはKARIYAとデザインされているのがかわいいけど、オレンジ色のギザギザが意味不明。
蟹江町にはカニ。こうなると岐阜県可児市はどうなのか気になる。
豊田市は随分とハイカラさん。ブログ主的には正直”これじゃない”。
一宮市は至ってシンプル。
大口町といえば、五条川の桜並木ですよねぇ。五条川沿いを通ったことあります。
蒲郡市といえば竹島ですね。五位山は楽しいらしいですね、いつか行ってみたい。
岡崎市は、岡崎城と矢作橋(やはぎばし)をモチーフにしてる。個人的にこういう図柄が好き。
他には3Dシアターで勉強できたり、
Windows98が生き残ってたり。
屋外にも若干の展示物がありますが、お魚のオブジェは「昔は別の展示物があったけど撤去したので急ごしらえしました感」プンプン。
ということで閉館時間も間近になったので撤収しました。
全体的には子供向けの勉強施設であったメタウォーター下水道科学館あいちは、入館料も無料で広い芝生公園もあったりで家族連れがとっても大勢いらっしゃいました。手軽に下水道について学べて、そして環境についても学べるメタウォーター下水道科学館あいち。今回紹介した以外にも子供向けの展示物があったりなので、家族連れにおすすめです。
余談ですが、マンホールカードなるカードがあるそうで、かなり気になる…
【関連リンク】愛知県建設部下水道課