前回は蓬莱橋へ行ってきました。
【関連リンク】世界一の長さを誇る木造歩道橋! 静岡県の蓬莱橋に行ってみました
この日も富士山静岡空港にてひと仕事。
仕事後、富士山静岡空港の南側、御前埼灯台へ行ってきました。
今回もその様子をチラッとレポート。
日曜日でしたが、この日も簡単なお仕事。
その帰り、富士山静岡空港から相良バイパス〜国道150号線バイパスをひたすら南下。
距離的には空港から30kmぐらいあるのですが、
ほとんど信号もなく、空港からは下り坂も続くため非常に走りやすい。
カーナビを御前埼灯台でセットしたので、案内されたのは灯台のすぐ横。
17時を過ぎたからか、駐車場も無料でした。
お土産屋さんもシャッターを下ろしている最中でした。
ま、気兼ねなく散策に集中できるということで(^_^;)
ここ御前崎は、静岡県最南端。石廊崎(伊豆半島)よりも南なのは、個人的にはちょっと意外な感じ。
大きな地図で見る
ほんとだ、地図で見ると石廊崎よりも御前崎の方が少し南なんですね。
この岩、宮崎とかにある鬼の洗濯岩っぽい。波に洗われるとこういう地形になりやすいのかな。
ブラブラと歩いていたら、あっという間に反対側の階段に到着。登ってみましょう。
奥、右側の浜の部分がウミガメの産卵場所らしいです。最南端の場所はゴミだらけでした… 記帳なウミガメの産卵場所、本当に海は綺麗にしなければなりませんね。
御前崎には昔、難破船から寺の住職に助けられた子猫が数十年の後、旅の僧に化けて住職を食い殺そうとしたネズミと戦い一命を捨てて守った忠義な猫の話を伝える「猫塚伝説」があります。
猫の亡骸は「猫塚」を作って手厚く葬られました。
ねずみは崖の近くに捨てられました。
その後村人の夢枕にネズミが表れ「これからは心を入れ替えて御前崎の漁業の守り神となりますから私のお墓を作って下さい」と懇願したので「ねずみ塚」を作ってお祀りしたということです…
悪者のねずみにもお墓を作ってやるとか。やはり昔の日本人は大らかだったんですね。
蒸し暑い日だったよね、この日(*_*)
さて、御前崎灯台から5分程。
猫塚にやって来ました。しかし歴史があるというかボロいというか…
遍照院という寺の住職は、ある日、海で流されていた子猫を拾い助けました。その後このお寺にやって来た一人の僧侶。実はネズミが化けた僧侶でした。そのネズミが化けた僧侶は住職を食い殺そうとしていたのでした。屋根裏で騒がしい音がしたので住職が見に行くと、そこには犬ほどの大きなネズミと猫が倒れていたのでした。
こんな恩返しをした猫のためにしては、ネズミ塚と較べてちょっと不遇過ぎやしませんかね… こちらの方が古いからなのかな?
それにしても何かちょっと寂しい最後になっちゃった御前埼灯台でした。
【参考リンク】御前崎市/御前埼灯台