名古屋近辺には、藤の花で有名な場所があります。1つは愛知県江南市の曼陀羅寺。そして今回訪れた愛知県津島市の天王川公園です。この津島市の藤の花は、およそ5,000平米という国内有数の広さ・規模を誇るとっても綺麗で有名なお花です。毎年ゴールデンウィークという期間的にも恵まれた時期に開催されているこの「尾張津島藤まつり」へ藤の花を見に行ってきました。その様子をチラッとレポートです。
尾張津島藤まつりについて
駐車場は、各小学校の臨時駐車場と保健福祉センターがオススメ
祭りの会場である天王川公園にも駐車場があるのですが、一番近いのでとにかく混雑します(^_^;) なので土曜日、日曜日、祝日限定ですが、津島市立西小学校か津島市立南小学校、保健福祉センターの臨時駐車場がオススメです。協力金(駐車料金)として500円が必要です。
- 津島市立西小学校
【住所】〒496-0866 愛知県津島市大和町1丁目14
- 津島市立南小学校
【住所】〒496-0833愛知県津島市常盤町4丁目20 - 津島市保健福祉センター
【住所】〒496-0863 愛知県津島市上之町1丁目60
- 津島市立西小学校
ただどうしても渋滞・混雑はしてしまうので、やっぱり公共交通機関をオススメしたいですが...
津島駅から天王川公園までのバスは「津島市ふれあいバス」で老人福祉センター下車
電車で津島駅まで来たら、津島市巡回バスの”ふれあいバス”に乗車し、祭り会場の最寄である”老人福祉センター”で下車します。運賃は100円です。
しかしなぜか日曜日は運休です(驚)そりゃ役所仕事過ぎやしないかい?
尾張津島藤まつり 藤の花の見頃な時期
今回ブログ主が来たのは2015年5月5日で、もう見納めな感じでした。なので藤の花の見頃な時期は、どうやら4月末日前後から5月最初の数日ががおよそ見頃な様子です。尾張津島藤まつりの期間の中盤といった感じでしょうか。津島市観光協会のホームページで開花状況のレポートもあるので、コマメにチェックして来場するのが良いでしょう。
さてさて、ゴールデンウィークももうすぐ終わり。名鉄津島駅にやって来ました。この日もとっても良い天気となりました♪
駅から藤の花がある天王川公園までは距離にして2kmほど。巡回バスはこの日も運行していましたが、これくらいの距離なら歩くことにしました。あちらこちらに看板や幟も立っているので間違いようはなかったですよ。
そして藤まつり会場である天王川公園へやって来ました。ここまで来る途中の石碑に見とれてしまい、30分あまりかかってしまいました(^_^;)
それにしても本当にいい天気で、来場客もたくさんいらっしゃいます。
まずは中之島に立ち寄りましょう。ここにも小さな藤の棚がありますが、
お前らも気持ちよさそうだな。ウジャウジャいて見た目はグロいけど。
藤の花はピークを過ぎていて、ちょっと遅かった。お祭りも翌日までで今季は終了だし、まぁそれをわかってて来たんだけど。
それでもこれだけの規模の藤の花は幻想的にすら感じます、綺麗だなぁ。
天王川公園に植えられている藤の種類で一番多いのが九尺藤。長く枝垂れた紫色が美しゅうございます。
約5,000平米の広さを誇る津島市の天王川公園の藤の棚ですが、この八重黒龍藤というのはこの1本だけ。別名は牡丹藤ともよばれて八重咲きの花びらが綺麗で、黒龍藤という品種の突然変異という説明を頂きました。愛知県内ではここ津島市と江南市の曼陀羅寺の藤の棚にか無いそうです。これももうあと2〜3日早ければよかったな。
さて園内の藤の棚のとなりにはヒトツバタゴ、通称なんじゃもんじゃの木が綺麗に咲いていました。ほんと雪が降ったみたいで綺麗。
さ、津島神社へお参りに行きましょう。一番近くの駐車場である天王川公園の道は、相変わらず渋滞がすごい(^_^;) どれくらい待たなければ駐められないんだろう...
そして天王川公園から徒歩10分あまりでしょうか。すぐお隣の津島神社の大鳥居に到着。
山車の重みと軸になっている車輪の摩擦でアスファルトに穴が開いちゃってる!
後ほどからくりの実演もあるらしいので、先に津島神社へ参拝しておきましょう。
くぐってドーン!とやりたかったけど、祭典中は休止と書いてあったので少額ながら寄付だけさせて頂きました。
さてさて津島神社へお参り。相変わらず立派だなぁ、またこの日は献詠祭が行われるそうです、あとで見よ。
奥の本殿は新しくしたばかりなのかな、茅葺屋根もすごいきれい。
彫刻も見事、日光東照宮ほどではないけど似た彫刻があった。建立年代も似てるからなのかな。
そうこうしていたら、献詠祭が始まりそうです。宮司さん(?)がぞろぞろと本殿へ向かわれ、
鯛やら何品かお供えをしたりと、様々な厳かな儀式が進んでいきます。
ここでようやく詩を詠み始めたのですが、この日はマイクの調子が悪かったみたいで途中でマイクを撤収。残念ながら詩はよく聞こえませんでした。からくり見に行いくかな。
あ、からくりの実演が始まっちゃってた。中町のからくりは終了してました。
屋根にある棒を、何と言うか、体操競技の段違い平行棒的なのを次々とアクロバチックに移っていく的なからくり。
また落下、残念!
結局今回はすべて失敗で終わってしまいました。
今回は藤の花も終わりかけでしたが、それでもとっても立派で豪華な雰囲気すら感じる見事な藤の花でした。尾張津島藤まつりには山車も出て賑やかで、ボランティアスタッフの方々のおもてなしを感じることができた、楽しく美しいお祭りでした。今度は7月の尾張津島天王祭も見に来ようかな。
【関連リンク】津島市観光協会