今年もやって来ました香嵐渓の紅葉の季節!愛知県内で随一の人気を誇る紅葉のメッカは見頃を迎えています。去年は10年に一度の大当たり年でしたが、今年は香嵐渓に限らず、天候不順であまり綺麗ではないという評判が…それが真実なのかを確かめる必要があります!
というわけで、今年も遊びに行ってきた様子をレポ。
おはようございます。2013年11月24日(日曜日)、猿投グリーンロードを枝下インターチェンジで降りて県道11号線を通り、稲武方面から香嵐渓へ向かいます。この渋滞回避方法は絶対ですよ!
【参考記事】香嵐渓の駐車場と渋滞対策のまとめ。きっと今年もすごい混雑!
朝7時過ぎ。やはり毎年の通り、この時間ですでに名古屋方面からの国道153号線は、香嵐渓の入口である足助八幡宮を先頭に渋滞が始まっていました。恐るべし人気の香嵐渓(^_^;)
※VICS受信時間は7時7分
しかし稲武方面から来たので、完璧に渋滞回避!とても順調に香嵐渓に到着しました。駐車場は今年は足助小学校にお世話になります。
本当に早く着いたので車は私の他に3台しか停まっていませんでした。
日が当たっていない巴橋に到着。まだ日が当たらないから、まだあまり綺麗じゃないし寒い。
渋滞の具合を確かめに、巴橋をさらに名古屋方面へ歩いてみたらVICSの渋滞情報通り、もう大渋滞が始まっていました。さらに常設の駐車場もすでに満車でした。恐ろしい…(*_*)
香嵐渓へ戻ってきました。お店も今日のお店を開店したばかりという感じ。準備中のお店もまだ沢山。
やはり猿回しでした(^ ^)
そういえば、太郎次郎一門の猿回しですが、廃業されるという話を聞いたような。違ったのかな?
さらに巴川の上流部にある吊り橋である香嵐橋まで来ました。日が当たり始めました。
一の谷のカエデ、ここは毎年キレイですね、私の大好きな場所の1つです♪
続いて香積寺と飯盛山に向かいましょう。
下山の途中、飯盛山の北斜面は西日にならないと日が当たらない。
なのでこの辺はライトアップの時間が綺麗ですよね。さ、このあとは今年はどこ行こうかなぁ?
足助町の古い町並みをぶらりお散歩へ
というわけで、今年は足助町の古い町並みを散歩してみることにしました。町のほうは香嵐渓ほどの混雑はありません。
あら!
ちゃんとワンコ用の出入口も完備でした(^ ^)
それにしてもこの子、さっきから何を見つめているのかな?
あ、この子を見てたのか。首輪がないのでノラかな?
風邪を引いていたのか、鼻をグスグスさせてました。ニャンコには今日の寒さはキツイだろうねぇ。
そして足助川の川沿いを歩ける道に行ってみました。足助川のきれいな流れも相まった風情がとても良いです。
あれは観音山。隠れた(?)紅葉の名所です!帰り道で寄りましょう。
さて足助川の左岸の所々にあるこのアーチ。何に使っていたのでしょう?穴の中は塞がれているようです。
その今朝平橋の横には、弁財天、役行者、馬頭観音が。しっかりとお供え物がなされてました。
さ、香嵐渓へ戻りましょう。
思いがけなく美しい風景に出会う。美しゅうございます♪こういうのは何だか嬉しいですね。
さて、日本最大フランチャイズ展開のお稲荷さん、ここ足助町には「お釜稲荷」というのが有名らしく。大きなお釜にお稲荷さんが祀られているそうでして。
そして行きに見えた観音山の入口。ここも紅葉が綺麗なんですよね。
香嵐渓の人の多さに比べ、こんな近くで綺麗なのに人がいない。去年の足助八幡宮といい足助城といい、みんなもったいない。
ところで、この観音山にはお寺があります。
この時、地元のご婦人が掃除をされていらっしゃいました。
お疲れ様です。
地域の伝統と高齢化
香積寺の末寺であるらしいこのお寺は、2005年頃に住職がお亡くなりになり、そのまま廃寺状態なのだそうです。檀家さんもいらっしゃらないお寺らしいので、香積寺も手を差し出さないのでしょう…
昔はお祭りも開かれていたとのことですが、高齢化が進み山を登らなければならない山寺では、継続は困難だったとご婦人に教えてもらいました。
石見銀山へ行った時もそうでしたが、人が居なくなると文化も無くなってしまうのですね。
ボランディアでお掃除をなさっていたご婦人、お話ありがとうございました。
巴橋に戻ってきました。もうお昼になっていました。ちょっと遠回りして足助小学校へ戻りましょう。
毎年期待を裏切らない香嵐渓の紅葉。そして足助の古い町並みや観音山、廃寺のお話も聞くことが出来ました。高齢化の中で里を守る、文化を守る難しさ、ちょっと考えさせられました。
ということで香嵐渓だけでなく、街歩きもお勧めですよ!