前回の記事、出雲大社の続きです。
数年前に世界遺産に登録された石見銀山まで足を伸ばしてみました。
出雲大社から石見銀山の世界遺産センターに到着。
途中の道の流れもとても良いので、1時間ちょっとで到着。
ここに車を駐めて、世界遺産の街並みまではバスを利用します。
【追記】
石見銀山世界遺産センター ~ 大森バス停 の歩きで行く検索が多かったので
山陰の旅 石見銀山、出雲大社、足立美術館などのまとめ
のページにまとめました。参考にして下さい(^ ^)
バスで「大森」というバス停で降ります。
ちょうど石見銀山の街並みの真ん中なので、鉱山へ行くのも町並みへ行くのにも都合が良いから。
ちなみに龍源寺間歩(鉱山の所)まで徒歩45分程とのこと。
このように遊歩道も整備されているので、安全に見て回れます。
ちょっと山道みたいになって来ました。
道の途中には、このように廃寺になったお寺が多数。
銀が枯れて人がいなくなるということは、そこの文化もなくなるということか…
川沿いも登っていきます。
こちらにも廃寺。
階段まで苔むしていますね。
昔ここに建物があった看板はあれど、そこはもう倒木や草木のみ。
清水谷製錬所跡までやって来ました。
銀山からここまで鉱石を運び、ここで精錬していたわけです。
精錬所跡。世界遺産ですが結構近くに寄ることができます。
明治時代、銀が枯れてしまった鉱山を再度掘るために、現在の価値で
数十億円を投資したものの、1年半で撤退してしまったそうです。
今では温泉もどこで沸くか分かる時代ですが、
当時は本当にギャンブルだったのでしょうね。
龍源寺間歩に向かいます。
いよいよ龍源寺間歩です。
もうここですでに冷気が
なんと15度!
外気と15度以上も差があります!
湿度も100%ありますね。
天井がとても低く、頭を打ちそうです…
あちらこちらに横穴が。
当然これも当時の人々が掘ったわけです。
こんな道が暫く続きます。
とても涼しいので、しばらくここにいたいくらい。
当時の道はここまで。突然左折して現在の技術で掘った穴で
外へ向かいます。
当時の穴そのものは、もっと奥まで続いています。
先ほどの通路よりはやや高い天井。
外に近づくにつれて、だんだんと生暖かくなってきます。
鍾乳石もすこしできていました。
石見銀山 街並みから美保関灯台、鳥取砂丘 編へつづく。