名古屋空港の南側のエアポートウォーク名古屋のすぐとなりに2017年11月に開館した、あいち航空ミュージアム。ブログ主の仕事の関わりでたま〜に伺う機会のある名古屋空港なのですが、勤務をおサボりして見てきました。
これは有名なYS-11。戦後初の国産旅客機なんですよね、ブログ主でも知ってるわ。
あいち航空ミュージアムに置かれているYS-11は航空自衛隊に納入された機体。天皇陛下もご搭乗されたこともあったほどの機体で、開館の半年前に航空自衛隊美保基地から小牧基地まで飛んでやって来たとの事。
主翼の前縁部にはこんなゴムが。これ防氷装置といって、氷が張り付いてしまったらこのゴムを膨らませて氷を落とすそうです。こんな原始的な方法で対処できるとは驚き、それを触れるのはもっと驚き!
三菱重工業MH2000。機体とエンジン共に純国産ヘリコプターとして開発されたMH2000。MHは三菱ヘリコプターの略らしいです。たしか全日空のNHは日本ヘリコプターでしたっけ?
このMH2000、セールス的は全然だったとの事です。素人のブログ主も鈴鹿にヘリコプターが墜落したニュース覚えてるくらいだし、試験飛行で墜落はイメージ悪いですよね…
名機百選は、昔の名古屋空港の国内線ターミナルにあった施設のをそのままこちらへ移設したみたいです。噂によると、この小さな模型であっても1機の値段が軽自動車くらいなのだそうです(*_*)
三菱重工業、MU-300。こちらは良い飛行機だったのにセールス的に苦戦して、権利売却後に売れたらしいです。
なんか三菱の飛行機残念なのばっかだな^^; MRJ大丈夫か?
こちらは八〇式名市工フライヤー。名古屋市立工業高等学校の生徒が作成した飛行機。複葉機みたいな見た目が面白いし、高校生が作ったなんて夢がある。展示機としては地味だけどこういうの嫌いじゃない。
そして本館の見どころである零戦、零式艦上戦闘機(ゼロ戦)。ミクロネシア諸島のヤップ島という場所で見つかったのを、2年もかけて復元されたそうです。
このプロペラ、三菱のマークを模してこの位置で止めているそうです。ちなみに3枚羽の場合、本来はY字で準備OKという意味で駐機しておくのがルールなのだそうです。
ですが、この零戦の展示を巡って「戦争の美化だ!」とかそういうクレームがあったそうです。なんだかなぁ…
ということで、仕事中にサボって見てきたあいち航空ミュージアムでした。
【参考リンク】あいち航空ミュージアム