前回の記事、ヤンゴンからバゴーへ日帰り往復!ミャンマーで一番大きな寺院シュエモード・パヤーは必見です。の続きです。バゴー日帰り往復を終えて、ホテルに荷物を取りに戻りました。いよいよ帰国です。
しかし帰国前に絶対に立ち寄りたい場所がありました。それがヤンゴンにある日本人墓地。先の大戦では約14万人もの尊い命が散ってしまったここミャンマー(当時ビルマ)。そんな英霊を慰霊、そして世界平和を祈念するのがこの場所、ヤンゴンの日本人墓地です。
ということで、ミャンマー旅行の最後の目的地、日本人墓地の様子と帰国編です。
ミャンマー、ヤンゴンの日本人墓地の場所
細かい住所は不明なのですが、ヤンゴン国際空港のとても近くです。タクシーの運転手さんにはこの地図と”ハイウェイバスの近く”を伝えれば大丈夫です。ヤンゴン市内から日本人墓地経由でヤンゴン国際空港ということで、チップ込みで10,000チャットでお願いしました。ちょっと気前良すぎかもしれませんが、これには理由もありまして。それは後半で。
これがビルマ平和祈念碑。昭和56年に竣工したこの記念碑は、平成10年にここへ移設されたそうです。現地ミャンマー人の方がこの墓地を守って頂いており、ここで出会った管理人の男性はとても日本語のお上手な方でした。何でも管理も任されるということで、日本語を勉強されたそうです。
記帳と、少ないながらも心付けをさせて頂きました。有意義に使って頂ければ幸いです。
管理をされているミャンマーの方は、私の到着が遅い時間だったにもかかわらず懐中電灯をつけて一緒に墓地内を回って下さいました。
この日本人墓地は、碑だけでなくたくさんのお花に囲まれた美しい墓地でした。もしミャンマーへ旅行に行った際には、必ず立ち寄ることをオススメします。
管理人さん、本当にありがとうございました。
さて冒頭の10,000チャットの理由、それはゴールデンロックの日帰り往復でつきあってもらったタクシーの運転手さんを呼び出して再びお願いしたからでした。昨日は長い時間拘束して値切ってごめんね、残っていた小銭も全部プレゼントしたから許してね。
帰り便であるANAのNH914便は、ヤンゴン国際空港を21時45分出発。ちょうど90分前に空港に到着できました。
到着時には停電しまくっていたこの空港。夜に停電したら怖いなぁ。
ヤンゴン国際空港のANA提携のMAI SKY Smileラウンジ。食事もとても美味しく頂けました。ラウンジ自慢は他のブログで見てください。
そして搭乗開始時間になりました。当然といえば当然なのですが、日本語のアナウンスがとても上手でビックリしました。
帰りのNH914便は2A。富士山狙いのシートアサインです。
そして飛行機はヤンゴン国際空港を離陸していきました。
離陸は夜だったので、軽い食事以降すぐに機内は真っ暗。自分も疲れていたのか、すぐに眠ってしまい気づいたらもう東シナ海上空でした。
機内の電気がついて朝食のお時間。お粥の和食を選択しておいたのですが、何気に左上の日本茶と味噌汁が心に染みました(^ ^)
空も白んできました。これは四国の佐多岬半島ですね。瀬戸内海の向こう側は広島県の呉市あたりでしょうか。
名古屋方面は雲の下で何も見えません。左側の席を採ったのも富士山をみるためだったのですが、難しいかなと?と諦めかけていましたが、
そして成田空港に無事着陸。大変快適な空旅でした。お疲れ&ありがとう767-300ER!
お隣には、ボーイング777-300ER、Inspiration of Japan仕様!さすが777は大きいなぁ。
GE90-115B!これ現在最強の旅客用ジェットエンジン。このエンジンがいい唸り声がするんだよなぁ。
2泊4日というゴールデンウィーク期間中のミャンマー弾丸旅行。予想通りバタバタな旅行となってしまいましたが、旅行の目的もほぼ達成できたのかなと。
さすがに”最後のフロンティア”と言われているだけにインフラなどはまだまだで渋滞も多く移動に時間のかかる現状でしたが、とても活気があって「これから発展する国」というのを実感することができました。
とても穏やかな国民性と親日の人の多いミャンマー、私のような海外初心者でも比較的旅行がし易いと感じることが出来る国でした。
みなさんも是非ミャンマーへ行ってこの活気を体験してみてください!
【関連リンク】
外務省 ミャンマー連邦共和国