この前日、美ヶ原高原へハイキングに行ってきました。つまりその翌日の話なのですが、それがまた本当に良い天気でした。こんな良い天気の日だからお出かけしたいなぁ…と探していたら、以前に登った石津御嶽から多度山への縦走を思い出し「こんな良い天気なら、濃尾平野もバッチリ眺められる!」と確信。ということで眺めの良さそうな山を探したら養老山、小倉山、三方山がヒット。
これは行かねばならぬ!ということで、さくっと登ってきた様子をご紹介。
小倉山の登山や養老の滝に使える駐車場
養老公園の駐車場(登山口から遠いけど駐車料金が安い方)とマップコード
この駐車場は、養老公園の入口というか麓にある大きな駐車場。養老保育園や養老寺を目指せば簡単に到着できます。料金もここは300円で駐められます。私はこちらの駐車場を利用しました。
この駐車場から養老の滝、そして登山口までは比較的急な坂道を登る必要があります。そういう人のためにリフトも用意されていました。いつものマップコードは下記のとおり。
- マップコード 78 395 650
養老公園の駐車場(登山口も養老の滝も近いけど料金が高い方)とマップコード
この駐車場は、養老の滝も登山口も両方ともとても近いのですが、駐車料金は1,000円(週末と祝日、繁忙期)取られます。こちらのマップコードも下記のとおり。
- マップコード 78 394 470
参考にして下さい。
2014年9月14日、お昼12時になってしまいました(^_^;)
最初に書いたとおり、天気が良くて良い山を検索していたら遅くなってしまいました。いかんです…
養老公園の駐車場はほぼ満車の状態で危なかった。本当に早く行動しないといろいろとダメね。
紅葉はまだまだ先かな。でも彼岸花が咲いていました。もう秋だなぁ。
養老の滝までの道からチラ見出来るこの山は、おそらく三方山。ここにも立ち寄る予定です。凄いいい天気だから楽しみ。
養老の滝までの道は、これがなかなか大変な坂道(^_^;) ほぼ直登の坂道で、ウォームアップには良い感じですが、一般の人にとっては養老の滝まで行くのすら大変だろうなぁ。
ま、そのために観光用リフトも用意されているんですもんね。
そしてようやく養老の滝!うーん疲れた、けっこう疲れた(T_T)
でもさすがは名瀑”養老の滝”は素敵でございます。
養老の滝はご存知、親孝行の滝。話を聞いた天皇も元号を”養老”に改号するくらいにいい話。ちょっと耳が痛い…
マイナスイオンを浴びることができたので、登山道に向かいます。養老の滝からはリフト乗り場方面へ歩いて行きます。
向かう途中からでもこの眺め(^o^) でも美しい眺めは山頂で見たいから、そそくさと通過することに。
そしてリフト乗り場のすぐ横にある養老公園の値段の高い方の駐車場には、登山届の提出場所があります。登山届はしっかりと記入しましょう。
ここで受付のお兄さま曰く「養老山は眺めはイマイチだよ」との事。情報ありがとうございます、それじゃ養老山はやめて小倉山と三方山の登山に変更しましょう。
その値段の高い方の駐車場から100mほど道を進むと、さっそく登山道の入口に到着。鎖を超えて、
出てきたのが最初の分岐点。小倉山や三方山へは、林間コースと尾根廻りコース、どちらからも行けます。
今回の登山道は、登りは林間コース、下りは尾根廻りコースを選択しました
写真の現在位置から分岐を左に行ってつづら折りの急坂を登って三方山を一気に目指のが尾根廻りコース、右へ行ってダラダラ長い道を登って行くのが林間コース。いつもなら行きは急な坂道を選択するのですが、
今回は上り坂を緩やかな長い道のりを選択してみました。昨日美ヶ原高原を歩いたばかりでちょっと疲れていたので。
この道は(工事用車両も通っているためか)轍もあるように、車が通行できる道。坂としてはとても緩やかで歩きやすいです。
通行止めもあったりしますが、看板も柵もあって迷うことはないです。
と、ここでまた分岐点に到着。あっちの道は、法面がかなり崩れてる。
どうやら旧道との分岐点のようです。旧道はショートカットではあるものの見たからに危ないと判断。遠回りですが道を左へ、地図の太い道を進むことにしました。
ビビりながら進むと、アセビ平の看板がでてきました。間違っていなかったようです(^_^)
アセビ平で休憩しようかな。
この辺の道にも落石がいっぱい。さっきの分岐を旧道へ入ってたらホント危なかったかもなぁ。
逆にこっちは、岩を飲み込み気味に育つ木。自然って厳しいなぁ。
アセビ平だ!ちょっと休憩しようと思ってたのですが、とくに眺めも見どころも無さそうなので、このまま進むことにしました。
ここからは、階段を登ったり降りたりを繰り返すみたいです。個人的には一番大変な道かも(^_^;)
ここから養老山や小倉山へ向かうには、この写真にある笹原峠を目指して歩いて行きます。頂いた地図には笹原峠とは記載がないので要注意です。
ここでも倒木が登山道を邪魔してます。案外と危ない山だったりして。
笹原峠に到着!目的地の小倉山へは残り400mですか!もう一息!
小倉山からの眺めは濃尾平野を一望!
岐阜城の金華山!去年登ったなぁ。ロープウェイ駅も見える。
岐阜シティ・タワー43かな?ここの展望台へは無料で上がれるらしいですね。
モンキーパークの観覧車かな?この右側くらいに犬山城があるはずだけど確認できず。
左の山が春日井の弥勒山
実は弥勒山は今年も登りましたよ。その右には道樹山。
名古屋駅の駅ビル群、ここにあと2本はビルが建つのか。奥には八事の中京テレビの電波塔も見えますね。
ナゴヤドーム。クライマックス・シリーズくらい出てくれよ、新聞辞めるぞ。
名古屋港の観覧車(左)とポートビル(右)。ポートビルの手前には名古屋港水族館のイルカのプールの屋根も見えますね。
いやいや、さすがな眺め。登山が遅いからモヤってしまったけど、早い時間や冬の澄んだ空気なら北アルプス、中央アルプス、南アルプスまでバッチリ見えるそうです。
気づいたら1時間近く眺めていました。
一方こちらは、小倉山山頂にある東屋から見える上石津方面。琵琶湖も見えるのかな?さすがに無理かな?
さ、日も短くなってる時期なので早めに下り、もう一つの目的地である三方山へ向かいましょう。
先ほどの小倉山よりも、眺めは当然ちょっと低いけど、それでも素晴らしい眺めには違いありません。
本当に良い山見つけたなぁ、良かった(^_^)
さ、駐車場へ戻りましょう。
ありゃ、ここでも倒木が登山道を邪魔してる。ずいぶんデッカイ木が倒れたんだなぁ。これは倒れてから年数が経ってるっぽい。
下りはしばらく階段が続きます。ちょっと滑りやすい道なので要注意。
と、ここで、
”転落注意”この先は、急な下り坂が続きますので注意して下さい。
あら、また恐ろしいことをおっしゃる。
なるほど、このつづら折りの登山道の部分が危険なわけね。じゃ気をつけますということで、気をつけながら進むと、
看板に偽り無し(^_^;) 急で狭めの道で、そしてとても滑りやすい!スニーカーで来ちゃった人にはかなり厳しい下り道だ…
この道は下り坂で使うべきではなかった(^o^;) 絶対ハイキングコースではないでしょう…
あらら、ここも倒木(^_^;)
しかも絶妙に邪魔な幹の太さと、下をくぐるのにも絶妙に狭い隙間。
うわぁ、朽ちた木の根っこからボキッと折れてしまったようです。こりゃ本当に危ない、直撃したら絶対にあの世行き。
登山道は相変わらず狭くて滑りやすい。丸太のガードレール(?)があっても危ない、厳重注意です。
スリップしないように慎重に歩いていたら、砂防ダムが見えてきました。水の音はここだったのね。
”転落注意”この先は、道幅の狭い箇所がありますので注意して下さい。
この看板が出てきたということは、つづら折りの道が終わったのか!
あー危なかった、次来る時は登りで使おう。
あ、ここが登山道で迷いやすいっていうところだったのか。それにしてもこの看板はわかりにくい。登る人はさっきの砂防ダムのところを渡るのが正解ですよ。
ということで、登山届を出した駐車場に到着。ちゃんと登山届に無事に下山しましたよの印を付けましょうね。
最後のつづら折りの下り道は疲れたなぁ。陽も斜めっちゃったなぁ。
せっかくなので、帰りも養老の滝を愛でつつ帰りましょう♪それにしても、養老の滝までのこの直登の坂は本当に大変だ(^_^;)
眺めをゆっくり楽しみすぎて17時に駐車場到着。5時間もかけて戻ってきちゃいました(^_^;)
登山は、根廻りコースは道幅も狭く滑るので、ここさえ気をつければ大変に気持ちのよいものでした。そして何よりも小倉山からの眺めは本当に素晴らしい!
是非、みなさんも楽しんでみては如何でしょうか!