先日記事にしたAmazonで買った高評価の激安品のストックは記事の通り返品しました。
そして先日、買い替えたストックが我が家に届きました。今回のもカーボン製なのですが、前回よりさらに安い2本で3,175円!なんでこんな値段で作れるのかよくわからないのですが、お値段が安いというのは有り難いかぎり(^^)
こんな値段のストック、途中で折れたりしないかなぁなんて期待(?)しつつ、早速このストックを試しに鳩吹山から紅葉真っ盛りの継鹿尾山の寂光院まで縦走、そして紅葉を愛でてきました。
【追記】スノーバスケットをなくしてしまったブログ主。enkeeo純正のが見つからなかったので、思い切って買ってみたらピッタリ(^^)
以前ブログで紹介した安いトレッキングポールのスノーバスケットを無くしてしまって、Amazonで似たようなのを買ってみたらピッタリで嬉しい♪ https://t.co/anzshGbPZt pic.twitter.com/T5uQNCJ22g
— たけめ まえかわ (@maekawamaekawa) 2018年1月16日
↓ブログ主のように、いろいろ無くしてしまった人は、下記のが流用できます。こんな値段で買えるだなんて嬉しい誤算(^o^)
今回も鳩吹山から継鹿尾山の寂光院まで。紅葉真っ盛りのいい天気!
ということで湯の華アイランドの駐車場に到着。今日も鳩吹山のカタクリ口から鳩吹山へむかいますよ。
北西の風がちょっと強かったけど、暑くなった体には心地よく、晩秋のやわらかいお日様の光に照らされた葉っぱの色づきも美しい。
とても気持ちよく歩き、ほどなく大天神休憩舎に到着。この日は家族連れがとっっっってても多かった鳩吹山でした。
今回買ったカーボン製ストックはこんな感じ
ということでAmazonで買ったenkeeoというブランドのカーボン製トレッキングポール。たぶん中国製です。
長さの調整はレバーで固定する方法。国産メーカーの雄シナノでいうところの「ファストロック」、レキでいうと「SPEED Lock System」と同じ方法ですね。
重さは226g。レバーで固定する方法のストックは概して軽くはないのが多く、例外なくこれもメチャメチャ軽いわけではないですが、226gなら十分健闘してる方じゃないでしょうか。
持ち手の部分の素材は、ただの安物で使われているコルクではなくてEVA製。値段のお高いストックで使われている素材で、程よい硬さ・柔らかさが良い感じです。
持ち手の先端はEVAではなくてプラスチック製。下り坂ではここに手のひらを置く感じになります。アンチショック機構がなく若干面積が狭いので、特に女性はグローブした方が痛くならなくて良いかも。
そしてI型のストックで大変重要なストラップ。前回のでは返品の理由となったストラップに穴を開けてる様子も無し。
ショボいストラップですとナイロン生地の編み込みが雑でシワシワで、さらに固くゴワゴワしがちです。でもこのストラップは編み込みもしっかりしてい柔らかくゴワゴワしていません。
ストラップの長さ調整は、手首を通して紐を好みに引っ張るだけでとても簡単。手首部分のストラップの幅も痛くならない幅・作りで必要十分。ただしストラップの交換はできなさそうです。
なかなか良さそうじゃんこのストック♪ ということで快調に継鹿尾山へ向かいます。
西山休憩舎で休憩して石原口登山口まで下ってきました。この最後の下り坂が滑るんですよね(^_^;)
ここからの継鹿尾山も黄葉も綺麗♪
東海自然歩道にもなっている登山道を進み、継鹿尾山の東屋までやってきました。ここも家族連れが大変多い。
名古屋駅もハッキリ見える天気良好なこの日、
寂光院はすごい人出でした(*_*;
まぁこんな綺麗な紅葉を見せてくれるのだから、みんな来るのは当然ね。
今年の寂光院の紅葉は綺麗だなぁ。
もしかしたら、今年は香嵐渓よりも寂光院の方が紅葉が綺麗かも。
寂光院の紅葉、本当に楽しめました(^o^)
このストックの良い点と悪い点の指摘
良い点1. コスパが高い!
やはりコストパフォーマンスの良さ!このAmazonで買ったこのストックは、
- 本体(2本組)
- 通常用バスケット
- スノーバスケット
が付属しているので1年中使えます。本当にカーボン製なのか不安なくらいな価格なので、実は付属していない物があるんじゃね?なんて不安がありました(^_^;)
良い点2. レバー式長さ調整具
ねじってストックの長さを固定する方式よりも簡単に調整ができ、耐久性も高いと言われるレバー式固定具を採用しています。この方法はコストもかかるらしいですが、これはレバー式でこの値段です。
悪い点1. バイ~ンって震える
ストックの推進力を最大限に活かすには、斜め後方へストックを突くわけですが、斜めに力がかかると下記の動画のようにバイ~ンってなります。
ポールが震える原因は、
- ポール本体の剛性不足
- ポールの長さ調整具の精度不足
- ポール本体の剛性に対する、長さ調整具の重量過多
- 3段式ポールの、各段階ポールの直径の設計ミス、若しくは仕上がり精度不足
あたりが原因かなと思うのですが、この商品に関しては4番目が怪しいかもです。ここは値段なりの安っぽさがモロに現れてしまってるなぁという感じです。
悪い点2. 実重量ほど軽く感じない
レバーで長さ調整する方式のストックならではなのがこの点。重みのある部品が手元から遠い場所に位置してしまうので、実重量ほど軽さは感じにくいです。ゴルフのドライバーヘッドが重いのを想像して頂ければわかりやすいかな?
悪い点3. アンチショック機構は付いていない
長時間使っていると振動で手が疲れて、酷いと痺れてくるかもしれません。でもこれも正しいストックの使い方である程度カバーできるし、例えばロードサイクル用のクッション付きグローブで何とかなるかも。
※そもそもアンチショック機構そのものが不要だ!という方もいるので、実際はどうなんでしょうか…?
総評:この値段は凄い!お買い得でお勧めです、今のところ。
アルミ製のストックの方が好みの人も沢山いらっしゃるのでカーボン製が絶対とは思いませんが、安いアルミ製ストックと変わらない値段でカーボン製のストックが買えるだなんて凄いというのが第一印象。ストラップの仕上がりにも今のところ問題も無く、I型ストックとしては問題ない性能に思います。
またカーボン製ストックとしては決して軽い方ではないけれど、何より前に返品したストックのように致命的な欠点も今のところ見つかりません。お勧めと言えるのではないでしょうか。今後も使ってみて気づいた事があったら順次追加レビューしたいと思います。