登山にお誘い頂いてから山を歩きを始めたブログ主。自分の好きなスタイルを掴み始めた当時のブログ主は、新しい登山靴の購入を検討・購入したのが”キャラバンGK80”という登山靴でした。
3万円するお高い登山靴でしたが、3年経っても満足度高い登山靴なので十分オススメできると判断、今回記事にしました。そんな登山靴GK80のレビューです。
キャラバンってどんな登山靴を作っているの?
キャラバンは日本の会社で、一般的な日本人の足型に合わせた靴作りをされている会社とのこと。胴長短足なブログ主にもフィットした履き心地は、靴ずれを起こすこと無く快適に歩き続けられています。そんなキャラバンの登山靴は2つのブランドが揃っています。
- キャラバン
こちらは会社名と同じ”キャラバン”の名前を冠した登山靴のシリーズ。15,000円程度でGORE-TEXのしっかりした登山靴を揃えられる、お店で登山靴のためし履き時、上記のキャラバン C1_02S を履いた人が相当にいると思える大定番なシリーズではないでしょうか。最初に使ってみる登山靴として安心してオススメできる逸品です。
リンク - グランドキング
ブログ主が奮発して買ったのがこのグランドキングシリーズは、キャラバンシリーズの上位モデルという括りです。
リンク
全体的にグランドキングシリーズの方が靴が硬いです。この適度な硬さは、テント泊とかの重い装備や縦走時の長時間の岩場歩きの時に有り難さを感じることでしょう(^^)
キャラバンGK80はこんな感じの登山靴

ブログ主のは26cm、EEE(3E)のGK80です。
キャラバンのGK80は片足約700g。上記のC1_02S(590g)と較べても軽くはない登山靴です。また全体に硬めの靴ですが、履き口に柔らかい素材を使ったりと”歩き易さ”も配慮されています。

安全靴のようなカッチカチなつま先。
つま先は、安全靴みたいにカッチカチ。誤って岩を蹴っ飛ばしてしまっても全く問題ないです。

黄色い部分と灰色の部分で素材の硬さを変えているそうです。
ソールも硬さの違う素材を組み合わせてクッション性とバランスの取り易さを両立しているそうです。

このブリップ力がトレランシューズにあると良さげと思うのですが…
ソールはビブラムTSAVO(Trek)ということでグリップ力はとっても良いです。トレランシューズにはない安心感です。
決め手は上から3つ目の紐通し!
他メーカーには無い(と思う)のが、上から3つ目の紐通しの位置!これのお陰でブログ主の足を固定するのにとても役立っています。

上から3つ目の、写真では紐を通していない部分の紐通しが決め手でした。
ここに紐通しがない靴では、ブログ主の足の場合はキツめに紐を締めないと微妙に靴内で足が動いてしまうことがあり、でも動かないくらいキツく締めてしまうと、足の甲に過負荷がかかって足が痛くなる事がありました。厚めの靴下や靴下の2重履きも試したのですが、なかなかシックリくることはありませんでした。
この上から3つ目の紐通しの位置がとても絶妙で、足を締めたいなぁと思う時に、この紐通しのためキツ目に紐を結ばなくても靴の中で足(特に足首)が固定されます。
例えば下山の時、この調整がぴったりハマると超絶に快適なんです♪

安物の登山靴では、紐通しの位置がかかと側に寄ってるのがあります。
つま先側の紐通しが、つま先寄りで始まっているのもGK80をを選んだポイント。この紐通しのおかげで足の甲を今まで以上にフィットさせることができ、靴の中の足を適度に固定することができます。
付属品のインソールは使っていない
そしてキャラバンGK80には、ハーフインソールが同梱されています。付属のソールは衝撃吸収に目的を置いたのか、かなり柔らかいというかフニャフニャです。これにハーフインソールを入れてフィット感を調整できます。登山靴ではわずかな差ですが大切な重要なポイントです。
※ブログ主はインソールを作りました。
登山靴はフィット感が命
こんなキャラバンのグランドキングGK80を購入したブログ主、
沢を渡る必要があるような近場の山であったり、
雪山ではGORE-TEXの防水性能を発揮。3,000mを超える冬山までは未経験なブログ主ですが、
先日の-11℃の気温と風速24m/sの気象条件でも、GK80はブログ主の足もしっかり守ってくれました。
インソールの作成を含めてブログ主の足にとても合っているGK80。個人的には上から3つ目の紐通しが他のメーカー製の登山靴にはなぜ無いのか不思議で仕方ありません。
ということで自分の足のサイズをしっかり把握して自分に合った登山靴を探してみて下さい。そしてキャラバンの登山靴、試してみて下さい!