ブログ主は膝と足の痛みと腰痛持ちで、 登山やトレッキングで痛くなるのが足の裏と膝。この痛みが何とかならんものかとネットを検索したらヒットしたのが「インソールの交換」様々な交換用のインソールが発売されており、そのインソールを自分の足に合わせて使うことで姿勢を整えて、膝の痛みや長時間の歩きでの足の裏の疲れも改善できるとの事。
楽しく登山やトレッキング・お出かけを続けたいので、いろいろ勉強してきました。その経験を備忘録&シェアしたいと思います、参考になれば幸いです(^_^)
大前提:膝や足の痛みを甘く見るな!
まず、膝や足の痛みは甘く見てると歳をとってから痛い目にあう(かも)という事。自分にも心当たりがあるのですが、
「2~3日すれば痛みも無くなるだろう」
という認識、若い頃はこれで済みます、実際にそれで澄んでいました。しかしその間に、例えば膝の軟骨が偏摩耗してしまったりと、体にはその不具合が蓄積していき、後戻りができない状況にまで悪化してしまうということがあります。
ちなみに、ブログ主にはまだ無いですが、足にタコや魚の目ができている人は要注意なんだそうです。自分に合っていない靴はもとより、歩き方や姿勢、体の歪みなどが原因でできてしまっている可能性があるそうです。
まず自分の体のことを知り、対処する事がとっても大事なんです!
オーダーメイドのインソールで足の痛み緩和を狙う
ブログ主は、長距離を歩いていたら足の裏や膝が痛くなることがあります。例えば足の裏の痛みは、土踏まずの親指側のスジが痛くなることがあり、
そんな時は靴を脱ぎ、上記の写真のように足の親指の付け根の筋をぎゅーーーっと押したり、足の裏の筋を伸ばすと楽になるような気がしていました。
また長距離の歩行では、左の膝が痛み出して苦行になってしまうことも時々あります。
今回は新しい登山靴を購入するついでに、この足の痛みと膝の痛みが少しでも楽になったらいいなぁという思いでオーダーメイドのインソールを作成してもらったのでした。
かかりつけの整形外科さんに相談、そして痛みの原因の診断
ということで、普段から腰痛や膝の痛みやらでものすごーーくお世話になっている整形外科に相談、質問してみました。あくまでも診断結果はブログ主の場合ですので、みなさんはかかりつけのお医者さんに相談、診断してもらって下さい!
- 【足の裏の痛み】→長距離歩行による疲労と足底筋膜炎の疑い
長距離の歩行は足の負担になり、足の疲労で痛みを感じることはよくあるとの事です。また運動不足などが原因で足の裏の筋肉が衰えて、偏平足になる人も多いとのことです。
[改善方法]
足の裏の筋肉を鍛える。
・足の裏でじゃんけん。
・足の指を上に上げる。手は使っちゃ駄目!
・足の指の力だけで前に進む。
というようなトレーニングで良くなるそうです。 - 【膝の痛み】→膝の軟骨がややすり減っているかも。少しO脚気味なため膝に負担がかかっている。
すり減ってしまった軟骨の再生は(まだ)できないそうです。
[改善方法]
・ヒアルロン酸の注射などで症状が楽になることがあるが、これもすり減ってしまった軟骨が再生するわけでは無く効果は一時的なので、痛みの原因が根本的に解消することはまだ不可能。でもブログ主は、以前何度も膝にヒアルロン酸を注入してもらうために通院し、それ以降は痛むことはあっても以前ほど痛くなる事は(今のところ)無いなので、多少は改善されたのかなぁと思います。
・O脚を改善する。 - 【体重の増加】
先生「ブログ主君、わかるよね?」
ブ主「はい、先生(^o^;)」
そもそもせっかくGK80という高価な登山靴を買ったので、そこで靴の性能を引き出すには正しく靴を履くこと、正しい位置に足を固定して歩くことができれば、歩みはとても快適になります。そこでオーダーメイドのインソールが役に立つのです!そうでしょ先生!?
膝の痛みの緩和は期待しちゃ駄目。
今回のオーダーメイドのインソールの作成で一番残念だったのは膝の痛みについて。先生曰く、
「インソールのオーダーだけでは膝の痛みは大して良くならないと思うよ。」
と、オーダーメイドのインソールが、膝の痛みまで緩和できるかどうかは別問題という診断でした。
過去、あちらこちらブログ主を診断して頂いている先生のアドバイスでは、私の膝の軟骨はやや減っていはいるものの、それほど重大な異常とまでは無い状況。
「例えば今ある軟骨の温存(?)の一助にはなるかなぁ...という程度と思ってね。」
というお話でした。
ブログ主の場合は、足の外側をやや高めにしてO脚を緩和、そして膝への負担を減らすという理解で良いみたいです。
出来上がったオーダーメイドのインソール
そうこうして整形外科で足の裏の型をとって1週間後、出来上がってきたのがこのインソールです。ブログ主の足に合ったオーダーメイドのインソールはこんな感じで出来上がってきまたのです!
足のかかとをがっちりホールド!
踵からつま先側に向かっての図。当然ですが、標準のインソールとは比べ物にならないくらいに凹凸のある表面。
土踏まずには大きなアーチがあります。この土踏まずのアーチが、ブログ主の土踏まずをインソールから支えてくれるのでしょう。
さらに足の指の根本あたりにも小さな膨らみがあります。このアーチも前足の指側のアーチを支えてくれます。
ちなみにインソールの先端までは足が届かないので、ソールの先端はただペッタンこのウレタン(?)です。
グランドキングGK80付属のインソールはこんな感じ
ちなみに先日購入したGK80に付属のインソールはこんな感じ。とてもやわらかい作りになっており、衝撃吸収を主眼に置いたインソールなのでしょうか?それとも柔らかいから、そのうちに足の形に馴染むように作ってあるのかな?もしかしたら汚れ防止程度(?)な感じのインソールです。
長時間歩いた場合の足のむくみも考慮して26cmで3EのGK80を購入したのですが、このインソールのままでは足が靴の中で動いてしまいます。だからといって紐を締めすぎると足が痛くなるし、そもそも締め付けすぎは足の疲れ・靴ずれの原因にもなります。
オーダーメイドのインソールと付属のインソールとの比較
付属のインソールと並べて比較してみましょう。比べるまでもないくらい形状に差があります。オーダーメイドのインソールは、私のかかとを靴の中でがっちり固定します。それにしてもブログ主はかかとが細い(^_^;)
当然、かかとから土踏まずの盛り上がりも全く異なります。靴紐が少しくらい緩めだったとしても、これなら靴の中で足が動いてしまうことはまず無いでしょう(^_^)
このオーダーメイドのインソールの作成には、装具士さんにGK80付属のインソールを病院でお渡しして作ってもらっています。