10月になっても暑い日々が続いていましたが、11月になって秋をすっ飛ばしてしまったかのように急に肌寒くなった今日このごろ。このところの寒さで紅葉も進んだかな?
ということでどこか綺麗そうな紅葉スポットがないかなと探していたら、この赤目四十八滝が目にとまりました。有名な場所ではあるのですが行ったこと無い。じゃ行ってみよう!ということで遊びに行ってきました。
おはようございます。ここは近鉄名古屋駅。近鉄を使うのは、明石海峡大橋ブリッジワールドに行った時以来かな?今日のお供は22600系Aceなる車両。近鉄の車両の色といえばコレって感じの電車です。
【参考記事】日本の橋梁技術に感服! 明石海峡大橋ブリッジワールドに行って来ました。
伊勢神宮の式年遷宮でお伊勢参りのお客さんで、賢島行きはお客さん満員だっていうのは聞いていたのですが、大阪行きの電車もほぼ満席。
アクセスには”赤目四十八滝渓谷の自然探勝きっぷ”が便利
さてタイトルにもありますが、赤目四十八滝に行く時に便利なのはこの切符。近鉄名古屋駅から赤目口駅の往復、赤目口駅から赤目滝バス停の往復、赤目四十八滝の入山料(300円)、クーポン券も含まれるとってもお得な切符で、名古屋駅発着なら3,280円です。特急を使う場合は、特急券(名古屋からだと1,280円)が必要です。
木曽川、長良川、揖斐川を越えていきます。桑名を過ぎるまでしばらく関西本線とランデブー。
桑名駅で三岐鉄道北勢線と合流。この三岐鉄道北勢線は線路幅が名鉄やJR在来線よりも狭い762mm。近鉄は1,435mmなのでほぼ半分で車両も小さくカワイイ。いつか乗ってみたいなぁ。
津を抜けて、ながーいトンネルを抜けたら名張駅に到着。ここで電車を乗り換えます。
乗り換え電車が来た、と思ったら貸し切り電車!引退する電車の乗り納め企画の貸し切り電車らしいです。
そうこうしてたら乗る電車がやって来ました。名張駅から赤目四十八滝の最寄り駅の赤目口駅はお隣の駅。車窓からはのどかな風景が流れていきます。
東大寺のお水取りの松明は、ここ名張市で作られたものだそうです。
赤目口駅から赤目滝行きのバスに乗り換えます。次のバスが来るまで50分待ち。やることがないなぁ…
タクシーで行こうかなぁと思っていたら赤目滝行きのバスが到着。出発までまだまだ時間があるのですが、運転手さんのご好意でバスを開放してくださいました。その代わり冷房も効かないので少し暑い…
そして出発時間、バスも満員になりました。バスは狭い道を登っていきます。車とすれ違うたびに減速を繰り返し、道の狭さを物語っているよう。
バス停の横では、忍者体験のできるところがあって、忍者の衣装も借りれます。実際にいっぱい忍者がいました(^^)
坂を登る方向が、赤目四十八滝の入口の方向です。さすがに人が多め。
紅葉には少し早かったかな? でもモミジは日が入るとやっぱり綺麗ですね。
そして赤目四十八滝の入口。本来なら300円なりぃ!なのですが、ここでも赤目四十八滝自然探勝きっぷの出番ですよ。
ここ赤目四十八滝の入口には、日本サンショウウオセンターというのがあって、オオサンショウウオの生体についてや、実物の展示なんかもあります。
赤目四十八滝はこのように川沿いを進んでいきます。車の通れない(通らない)奥入瀬渓流というかそんな感じ。
そして霊蛇滝のすぐ近く、赤目五瀑の1つで不動滝。これはなかなか♪
赤目四十八滝では、所々に階段があったりします。急な上に湿っているのでスリップ注意です。
道が濡れるほどに流れにも近いわけです。先ほどの不動滝も別の角度から見ることができます。あ、別に水しぶきがかかるという程なわけではないです。
紅葉もあるのですが、深い谷間のために天気が良くても日が差さないのは残念。仕方ないですね。
そして赤目五瀑の2つめ千手滝。これもお美しい…♪滝の流れが千手観音様の手のようだとして名付けられたそうです。
ここは弘法大師が護摩の行をした場所、この祠で護摩を焚いたとのことです。
赤目五瀑の3つめ、布曳滝。滝壺が30mにもなる勢いのある、そして美しい滝。この流れで30mも掘ったというのが凄いですね。
さらに渓流を登っていきます。渓谷に光が差し込む場所では、光の筋が綺麗に映ります。
途中、釜ヶ淵という流れの穏やかな淵があります。水の透明度は抜群!
ちなみにこれはウグイでしょうか?婚姻色かな?
赤目四十八滝の中間地点とも言える百畳岩に到着。ほぼ看板通り50分ほどで到着しました。
そこには、岩の上に7種類の植物が自生した七色岩があります。7種類の植物が季節それぞれに姿を変えて我々に魅せてくれます。こりゃすごい。
そして問題作(?)の雨降滝。雨粒のようにポタポタと雨が落ちる姿から雨降滝。これは滝じゃないでしょ(^_^;)
やっぱり光が挿し込む方が好きなのですが… 渓谷の形状から難しいのかな。残念。
赤目五瀑の4つめ、荷担滝。渓谷随一の人気の滝ということで、人がいっぱいでした。
そして赤目五瀑の5つめ、琵琶滝。ピンぼけしていまいました(T_T)
ほぼ看板通り90分で巌窟滝に到着!登山に比べたららくらくなトレッキングでした。やっぱりもう少し紅葉が見たかったなぁ。
帰りは下り坂。行きよりもずっと速いペースで戻れます。でも足元には注意ですよ。
民芸屋たまきやさんの名物、へこきまんじゅう!行列が出来ていました。
というわけで、赤目四十八滝。紅葉には少し早かったかもしれませんが、大変マイナスイオンな美しい渓谷でした。渓谷の流れの透明度も抜群!これは夏に来たら涼しくて気持ち良い場所かもしれませんね。
赤目四十八滝には旅館や温泉、キャンプ場もあるので1泊してガッツリ観光するのも有りだと思いますよ!
【参考リンク】忍者修行の里 赤目四十八滝