2013年3月23日、主要な交通系電子マネーが全国をカバーできるようになりました。ということは名古屋エリアでモバイルSuicaが使える!旅先でも簡単にいつでもチャージができて、とても楽に公共交通機関が使える!!
ということで、モバイルSuicaとの組み合わせで色々と検討したところ、イオンSuicaカードと楽天カードのデットヒートだったのですが、結論はイオンSuicaカードという結論に達した、という半年以上遅れたお話です(^_^;)
manacaやTOICAはクレジットチャージができない、名古屋エリアの交通系電子マネー。
普段、私は良く電子マネーを使っています。それはANAのマイレージを貯めるため。
たま~に記事にもしていますが、そのおかけで海外旅行に行くことができたり、支払いが簡単でスピーディーだったり、請求書が家計簿代わりになったりととても重宝しています。
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ところで今でもTOICAやmanacaは、クレジットカードでチャージができず現金でチャージをする必要があります。旅行好きな自分としては、公共交通機関を使う機会も多々あるのですが、その分を取りこぼしている状態でした。
イオンSuicaカードと楽天カードとは?
Suicaのチャージ用のクレジットカードの検討で、最終的に残った2種のクレジットカード。それぞれざっくりとこんなカードです。
イオンSuicaカードの基本情報
イオンクレジットサービス株式会社が発行するSuica提携クレジットカード。武井咲ちゃんがCMしてるアレです。
- 年会費永年無料
- モバイルSuica年会費無料
- 200円につき1ときめきポイント付与(0.5%)(お客様感謝デーなどで5% offになったり、ポイント2倍になったりとキャンペーンがあります)
- モバイルSuicaチャージ時は400円につき1ときめきポイント付与(0.25%)
- オートチャージ対応
- 1ときめきポイント=1Suicaポイント
楽天カードの基本情報
楽天カード株式会社が発行しているクレジットカード。川平慈英のCMのアレです。これでモバイルSuicaのチャージができるんです!
- 年会費永年無料
- モバイルSuica年会費1,050円
- 100円につき1楽天ポイント付与(1%)(各種キャンペーンで付与ポイントが大きくなります)
- モバイルSuicaチャージ時は100円につき1ときめきポイント付与(1%)
- 楽天ポイントをSuicaへは移行不可能
イオンSuicaカードと楽天カードの特徴を表にしてみました
イオンSuicaカード | 楽天カード | |
カード年会費 | 永年無料 | 永年無料 |
モバイルSuica年会費 | 当面無料 | 1,050円 |
お買い物での付与ポイント | 0.5% | 1% |
モバイルSuicaチャージ時の付与ポイント | 0.25% | 1% |
オートチャージ | 対応 | 未対応 |
ポイント移行 | 1ときめきポイント=1Suicaポイント | 移行不可能 |
付与ポイントは、モバイルSuicaへのクレジットチャージ時には、楽天カードの方が4倍お得というのがすごい。しかしモバイルSuicaの年会費が発生してしまうのは大きなマイナス。また楽天カードは貯まったクレジットカードのポイントをSuicaポイントへ移行できないのもSuica用カードとしては寂しいですね。楽天カードは、楽天市場で買い物してもらうためのカードなので、このあたりは仕方ないですね。
イオンSuicaカードと楽天カード お得な方は…
じゃ、自分にとってはどっちがお得なの?ということで簡単に計算してみました。
ピンク線:イオンSuicaカード(お買い物)
黄色い線:イオンSuicaカード(モバイルSuicaのクレジットチャージ)
水色の線:楽天カードでの買い物やクレジットチャージ
前提条件
- サブカードなのでカード年会費は無料であること。
- キャンペーンなどのボーナスポイントは未考慮です。
- 楽天カードでは、モバイルSuicaの年会費が発生するので、その分をマイナススタートとしました。ただし加入時に楽天ポイントはもらえます。
モバイルSuicaのチャージのみで利用(黄色い線と水色の線)の場合、損益分岐点は133,400円。運賃の支払い総額が年間133,400円未満ではイオンSuicaカード、133,400円以上になると楽天カードがお得になります。なので月間11,667円以上利用する人は楽天カードがお得ということになります。
ちなみにお買い物だけで利用するなら200,000円が損益分岐点になります。
年間の交通費が133,400円以上という人は、特に社会人なら金額超えそうな感じ。それなら楽天カードが良いと思いきや…
TOICAやmanacaエリアではモバイルSuicaの定期券機能は使えない
名古屋エリアではモバイルSuicaの定期券機能は使えないんです(涙)通勤通学している人が乗車の都度に切符を購入して、年額133,400円を超えるなんてありえないであろうと思います…
新幹線のエクスプレス予約はモバイルSuicaが利用できる
交通費の中で忘れてならないのが新幹線。新幹線に多く乗る人は、133,400円の損益分岐点を超える人も多いのではないでしょうか。エクスプレス予約の年会費も適用割引が大きいので問題ないでしょう。
私の生活スタイルではイオンSuicaカードがお得でした
私の生活は普段は自家用車の利用がほとんど。もちろん在来線や私鉄、バスも新幹線も使いますが、年間133,400円にはまず到達しません。
またイオンSuicaカードは、普段のお買い物で貯まった”ときめきポイント”を等価でSuicaポイントへ移行できます。東海エリアに限らずイオングループなら全国どこにでもありますから、特にイオン系でお買い物が多い人には大きなメリットがあるでしょう。