レビュー

実際に登山で使ってる靴下、ミズノ「ドライベクターソックス」が履き心地が良くムレ感が少なくてオススメです!

ドライベクターソックス オススメ
登山道具の中で、個人的に重要視しているのが「靴下」です。もちろん登山靴が重要なのは当然なのですが、登山靴には気をかけるのと同じくらいちゃんとした靴下を選ぶと、歩くのがとても快適になります。

今まで色々な靴下を試してきたのですが、今回ご紹介するミズノのドライベクターソックスが、サラッとした履き心地で不快無く、そして何より安めな価格なのにとても良かったのでご紹介します。

おさらい:登山用靴下の役割

まずは、登山における靴下の役割についておさえておきましょう。

  1. 汗を乾かす、ドライ感(←今回のキモ)

    密閉空間となる登山靴、汗をかいたら湿気がこもります。その湿気をゴアテックスの登山靴なら排出してくれるので、ゴアテックスの透湿性を活かす靴下が良いわけです。

  2. 足の怪我から保護

    例えばどんなに自分に合った靴であっても裸足で履けば「靴ずれ」してしまいます。

  3. 登山靴と足とのフィット感の向上

    靴と足の隙間に若干の余裕を見て選んでいるはず(ですよね?)。靴下の厚みには、厚手や中厚手など種類かあり、靴下の厚さで足とのフィット感を調整できます。

    ブログ主は薄口が好み

    個人的には、足裏の感覚が欲しいので、冬以外は薄口(通常厚)が好みです。春〜秋まで使えるし普段使いもできるし(^^)

  4. 足の保温

    登山用靴下で代表的なメリノウールのソックス。保温性に優れていて通気性・防臭性もよいので、冬に限らず1年中使われます。

    ブログ主だけ?

    ブログ主は、世間で言われている「濡れ感を感じにくい」というのには疑問を持っています。普通にムレを感じるし、むしろメリノウールの乾きの悪さが不快感を感じさせるのか?と疑っています。
    単にブログ主の持っているメリノウールの素材差なのでしょうか…?

これらを念頭に、登山用の靴下は選択していきます。

ミズノの”ドライベクター”はこんな素材。

まずは登山やアウトドアではポリエステル繊維のウェアが多いはずですが、それは、

  • 速乾性が高い
  • 吸湿性が低い
  • 紫外線に強い
  • 縮まない
  • 基本的に安い

などの理由でアウトドア衣料品で使われています。そんなポリエステル繊維よりも、ミズノのドライベクターは、

  1. 約1.9倍の吸湿性と高通気性

    不快感の元となる湿気をポリエステルの約2倍も吸い込んでくれます。これは肌から出た汗の蒸気を2倍のパワーで吸い込み、ドライベクターの高い通気性で発散していきます。

  2. 約9倍の吸水力

    吸水性に至っては何と9倍!9倍ものパワーで汗(水分)そのものを吸収して、肌から汗を引き剥がしてくれます。

  3. 約1.3倍の速乾性

    吸い込んだ水分や蒸気を発散させる性能が、ポリエステル繊維の1.3倍も高いのがドライベクターなわけです。

  4. ポリエステル製品の抗菌を上回る制菌力

    汗の匂いを抑えてくれる性能が、抗菌では鳴く制菌レベルとの事。実際全く臭わないレベルです。

ミズノ ドライベクターソックス

サラッとした履き心地はさすがスポーツ用品メーカーって感じ。

ドライベクターの素材構成

サイズフリーサイズ(25cm~27cm)
素材ポリエステル83%・綿10%・合成繊維(ドライベクター)5%・ポリウレタン2%

上記のように、綿が10%含まれています。

登山 靴下 重ね履き

ファイントラックのスキンメッシュソックス 5本指クルーを重ね履きする事もあります。

注意ポイント

冬での利用は控えるか、水分を含まない素材のインナーソックス(ブログ主の場合は、ファイントラックのスキンメッシュソックス)を重ね履きするなど工夫が必要だと思います。

ドライベクターソックスを履いた感じ

ブログ主が買ったのは、ドライベクターソックスのミドル丈。スネまでをしっかり覆ってくれます。登山ではミドル丈は定番でしょう。

ドライベクターソックス ミドル丈 着用写真

お見苦しい足ですいません…

ドライベクターソックス 着用写真
かかともキレイにフィットしています。足を入れた瞬間からサラッとした乾いた履き着心地がとても気持ちが良いです。

ドライベクターソックス 着用写真
足の甲にもあまりシワが寄らず、ブログ主(25cm)にはちょうど良い感じです。靴下のサイズ選びは慎重に選びたいところですね。

ドライベクターの虜になった、豪雨での経験

屋久島の宮之浦岳へ登ってきた時、私のミスで雨が靴の中にまで浸透してしまい、ゴアテックス登山靴の内側は完全に濡れてしまいました。ゴアテックスの登山靴の内側が濡れると、なかなか乾きません。

ミズノ ドライベクターソックス テントの中で乾燥中

ずぶ濡れたドライベクターソックスは、翌朝までにそれなりに乾きました。

翌日の天気は晴れ。スペアの乾いたドライベクターソックスを履いて、雨で濡れてしまった靴を履きます。濡れた登山靴のしっとり冷たい濡れ感があったのは足を入れた最初だけ。行動中はあまり濡れ感は気になりませんでした。

優れた吸水性と速乾性が、ゴアテックス靴の透湿性を活かす!

そして登山後、登山靴の内側ドライベクターソックスほぼ乾いていました。ドライベクターソックスが、汗や湿気だけでなく靴の内側の水分までを吸収・拡散し続けて、履き口やゴアテックスを通して靴外へ発散していったのでしょう。

ここ大事!

天気が良かった事や、ブログ主の足汗の体質もあるとは思います。しかし歩行後に、内側が濡れていたゴアテックスの靴が乾いたこの経験は本当に驚きました。

安価で履き心地がカラッと快適なドライベクター

ドライベクターソックス オススメ
ということで、最近のブログ主のお気に入り靴下であるドライベクターソックス。ブログ主が持っているのは通常厚(薄手)のタイプで普段使いもして、とても快適なので普段使い用として3足買いました。

他にも中厚手や厚手など、バリエーションもたくさんあるドライベクターソックス。他社と比べて価格も安めなので、ぜひ一度試してみてください。

とてもカラッとしてて快適ですよ!

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