今回のお出かけは薩埵(さった)峠。歌川広重「東海道五十三次」の由比宿と興津宿の間にある峠で、富士山の素晴らしい眺めで有名な場所です。とても天気の良い週末のこの日、きっと眺めが素晴らしいはずという予想のもと、膝のリハビリ(←大げさ)も兼ねてお気楽ハイキングを楽しんできました。
その様子を短めにご紹介。
薩埵峠の場所と駐車場
東海道線、由比駅と興津駅の間くらいに小さな駐車場があります。でも8台ほどしか駐められないので、天気の良い日に行くなら早朝から行くか電車で行くべきでしょう。由比駅から2kmほどの所にあります。
いつものマップコードも貼っておきますね。
- マップコード 800 545 218*37
おはようございます、朝一番の豊橋駅です。それにしても朝が寒くて億劫になる季節ですわ(*_*;
ところでこの日、JR東海の浜松工場で不発弾が見つかり、処理の間は新幹線も在来線も一時的に運転を止めるとの事。
新幹線の遅れ回復運転に乗りたいなぁ…
この岩山、気になるなぁ…
浜名湖越しに見える南アルプス。位置的に聖岳あたりかな?もう雪化粧な季節なんだなぁ…
浜松駅で乗り換えたホームライナーから、静岡駅で普通電車にさらに乗り換え。
そして興津駅に到着。お分かりの方もいらっしゃるでしょうが、例によってJR東海のさわやかウォーキングでやってきたのです。
興津駅からは普通の道をしばらくテクテク。
と、ここで大渋滞(*_*;
JR東海さわやかウォーキングの中でも屈指の人気(2位)で復活のこのコース、且つこのいい天気。見てみようと思うのはみんな同じね(^_^;)
整備が行き届いた遊歩道を登っていき、
美しい駿河湾が見渡せる頃、
人集りが。ここかな?
おぉ!
これはいい眺め♪ 本当にここからの眺めの絵なんだ!
白い帆掛け舟が出てれば、まさに歌川広重の世界だ。
富士山を見ながらの遊歩道、人気だというのは納得。
あ、薩埵峠のライブカメラだ!ということは、
おぉ!!東海道線や東名高速道路があって、こっちの方が景色的にはいいかな。
昔の人も綺麗な富士山を眺めてたんだろうな。
雪化粧の富士山。綺麗…
宝永火口もばっちり。
いやぁ、久々にこんな綺麗な富士山を拝めたわ(嬉
由比の人はいつも富士山見られるんだ、いいなぁ。
北風も山に遮られて温暖な由比、いいところ。
16番目の由比宿、春なら桜エビでも有名だし、また来よう♪
ということで由比駅に到着しました。
そして静岡駅で昼ごはんを食べて、新幹線で名古屋へ戻ったのでした。
天才浮世絵師、歌川広重が描いた東海道五十三次の傑作の1つ、薩埵峠からの富士山。古の人が往来した東海道、素晴らしい富士山の眺めが現存する薩埵峠。当時の人がこの綺麗な風景に思いを馳せ、そしてこの時代の我々と思いを共有したような不思議な感覚…
わずか3時間ほどのハイキングでしたが、とっても印象深くなること請け合いな薩埵峠だったのでした。街道歩き旅、やってみようかな(^_^)
【関連リンク】
さった峠展望台へのアクセスのご案内
薩埵峠ライブカメラ